シャドーハウス

シャドーハウス【7巻】ネタバレ・感想 現”星つき”の過去が明かされる!

2021年春にアニメ化されたシャドーハウスの【第7巻】を読んだので、あらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。

顔のない一族である「シャドー」。

そしてその”顔”の役割を果たす、お世話係の「生き人形」。

シャドーと生き人形が貴族のまねごとをして暮らす、奇妙な館の謎とは……

※以下ネタバレを含むので、先に無料で読みたいという方は下記から無料で読む方法をご覧ください。

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シャドーハウス【7巻】のあらすじ

とうとう大人たちへ引き渡されるマリーローズ達。

8巻ではマリーローズとバーバラの関係性や、今の”星つき”体制になった過程が描かれます。

”星つき”立場の変遷のまとめ、物品資料③「背丈を合わせる靴」の図解つき◎

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この先ネタバレを含みます。アニメ派の方や未読の方はお気を付けください。

 

シャドーハウス【7巻】のネタバレ

【75話】約束

独房のようなところに入れられているマリーローズとローズマリー。

…こうやって同じ服を着て似た部屋に入れられて…
 皮肉なものだね
 ようやく君と私が館から同じ扱いを受けている

自嘲気味に、ローズマリーに話すマリーローズだった。

マリーローズらと戦った翌日。エミリコが部屋の掃除をしていると、目が覚めたことをケイトがノックで知らせてくれた。

そしてケイトとエミリコは、招待を受けたバーバラの部屋へと馳せ参じた。

マリーローズは「おじい様と共にある棟」で罰を受けることになったため、「栄光の廊下」で引き渡す際にケイトも当事者として立ち会うことを命じるバーバラ。

「栄光の廊下」とは、大人とこどもの棟を繋ぐ唯一の渡り廊下だ。”お披露目”の際にケイトらが通ったところでもある。

ケイトはふと、「星つきの勲章」が暖炉の上に置かれているのを見つけた。「シャドーがこれをつけているのを見たことが無いわ…」と言うケイトに、「貴方がそんなことを知る必要はありません」と言うバーバラ。

そしてマリーローズを止めてくれたことに対する謝辞を述べるのであった。

マリーローズらを引き渡すべく、「栄光の廊下」を歩むバーバラ達。

…バーバラ
 『約束』を破ったことはすまなかったよ

と言うマリーローズ。同期であるバーバラとマリーローズは、”お披露目”に合格したころのことを思い出していた。

 

やりましたね!バーバラ様
これで私は正式にバーバラ様の『顔』です!

バービーは、満面の笑みを浮かべながらバーバラに話しかけた。

体が弱く、同期の中で一番劣っていたというバーバラ。”お披露目”が終わっても不安そうにする彼女に、話しかけるものがいた。マリーローズだ。

マリーローズに誘われダンスをするバーバラだったが、躓き、こけそうになってしまう。

もう一度というマリーローズに「もう構わないでください!」と大量の「すす」を出しながらバーバラは拒絶する。

惨めな同期の私をからかっているのでしょう…!

しかしマリーローズは、バーバラの煤量にいたく感心し、「これは立派な才能じゃないか!」と返した。

自分は要領が良いかもしれないが何事も大雑把だとマリーローズ。そしてバーバラのことは真面目で思慮深いと評した。

ひとりでは難しいかもしれないが
ふたりなら成長できるんじゃないかな
約束だ
一緒に大人になろう

マリーローズは、バーバラにとって姉のような存在だった。気弱なバーバラだったが、マリーローズがいるだけで少し前向きになれたのだ。

そんな彼女らに興味を持ち、話しかける者がいた。

君たちいいコンビだね
向上心のある新人を待っていたんだ

それがバーバラが最も尊敬する、クリストファーだった。

まとめ
  • 「栄光の廊下」とは、大人とこどもの棟を繋ぐ唯一の渡り廊下のこと
  • バーバラとマリーローズは一緒に”お披露目”に合格した
  • バーバラとマリーローズは一緒に大人になる約束をしていた

【76話】消えない傷

こどもたちの棟で一目置かれていたクリストファー。そんな彼にマリーローズはすぐに気に入られ、毎日のように館の未来について話し合っていた。

難しい話でついていくのがやっとではあったが、バーバラは同じ輪の中にいれることが嬉しかった。

大抵は元からの能力によって選別されてしまう”お披露目”。しかしちゃんと教育を受けさせればもっと多くのシャドーが”お披露目”をパスするのではと考えるクリストファー。

一方エドワードは、彼の意見に難色を示した。館は有能なシャドーを求めているのであり、劣っているものに構うよりも自らを成長させることの方が大事だと述べるエドワード。

そんな彼に「クリストファーの考えとは違う」と意見するバーバラだったが「役立たず」は黙っていろと言われてしまう。

しかしクリストファーは、長い目で見れば館への貢献となると意見を述べ、バーバラを励ますのだった。

バーバラ
君はこの教育改革の第一期生だよ
マリーローズと共にね
そもそも君は館から才能を認められて”お披露目”に受かったんだ
自信を持つといい

マリーローズに、クリストファーとマリーローズは好き合っているのかと恐る恐る尋ねるバーバラ。そんな彼女に、安心してくれとマリーローズは返す。

バーバラこそクリストファーを好いているのではと考えるマリーローズだったが、恐れ多いとバーバラ。彼女にとってクリストファーは憧れだと言う。

 

誰もが予想したように、彼の同期であるエドワード、アイリーン、ジェラルドと共に”星つき”となったクリストファー

”星つき”になったことで、「教師の集い」で新人教育に力を入れていくと彼は宣言した。

趣味の部屋でそれぞれが得意なことを教えていくという算段だ。識字と音楽は、得意なエドワードが任された。

バービーは運動が得意なようで、スポーツの教師になれるとクリストファー。

”生き人形”が教師なんて…」と言うバービーに「なんでも試してみよう」と言うクリストファーだった。

快活に、先頭に立ってランニングするバービーに「速さについていけない」とベン。一方バーバラは、後衛でクリストファーに付き添ってもらっていた。

スザンナはアイリーンの救護班で、オリバーはジェラルドの研究班で育てられることになった。

そしてクリストファーは年少者を集めて「お話し会」を開催していた。

クリストファーが”お呼ばれ”されたら年少者を手なずけるのに苦労するなあと言うマリーローズに「マリーローズとバーバラが思いを継いでくれるから心配していないよ」とクリストファー。

みんなから慕われるクリストファーの胸元には「星つきの勲章」が輝いていた。

みんなが幸せで最高の世代であった、クリストファー時代。しかしクリストファーの”お呼ばれ”で全ては一変してしまったのだった。

教師の集いにも、お話し会にも誰も集まらなくなった。マリーローズも部屋から出てこなくなり「大人になんてなりたくない…」とバーバラに告げた。

…私は勘違いしていました
私ひとりに出来る事なんて何もない…

全てが無駄だったんです!

感情を爆発させ大量の「煤」を放出したバーバラは館の壁を壊してしまう。それに巻き込まれ、頭から血を流して倒れるバービーだった。

まとめ
  • クリストファーとエドワード・アイリーン・ジェラルドは同期
  • エドワードは識字と音楽が得意

【77話】答えのない選択

星つき立場の変遷
クリストファー以前 ”星つき”はお呼ばれの証
大人になる準備期間でありこどもたちの棟のリーダーといった側面は無い
クリストファー世代 ”星つき”はお呼ばれの証
クリストファーに思想により、こどもたちを教育することが大人の同意なく行われていた
バーバラ世代(現在) ”星つき”はこどもたちの棟を監視する者
前管理者(トマス)からのルール変更により”星つき”の立場は一変
お呼ばれは”星つき”ではない者へ予告なく行われる

おじい様と共にある棟に呼ばれ「お前は大人になれない」と、トマスから宣言されてしまったバーバラ。

なぜならば、「顔」であるバービーが、顔に大怪我を負ってしまったからだ。

”生き人形”に命じられるほど自分には価値が無いのかと言うバーバラに「私は”生き人形”ではない」とトマス。

”生き人形”とシャドーの一体化こそが、「大人になる」という事実を知ったバーバラだった。

本来なら処分されるところだが、クリストファーから期待されているバーバラに特別なチャンスをやるとトマス。

  • こどもたちに秩序を守らせること
  • 一体化するために顔の傷を治すこと

バーバラがトマスから命じられた条件は以上の二つだ。制度も変わり、”星つき”は子供たちの棟の教育係という意味を持つようになった。

バーバラはクリストファーーのようになるまでは、”星つきの勲章”は身につけないと決めた。

他の”星つき”の選定を任されたバーバラだったが「大人になんかなりたくない」というマリーローズとは決別した。彼女から、もはやクリストファーの意思を継ぐ気が感じられなかったからだ。

傷を治して大人になり、クリストファーにもう一度会うために、バーバラは徹底的な管理を行うようになったのだ。スザンナやベン、そしてオリバーを従えて…。

 

「栄光の廊下」にて、マリーローズをエドワードに引き渡すバーバラ。何故管理者がクリストファーではないのかという彼女の問いに、

…大人の詮索はするな
偉大なるおじい様が私を選んだのだ

とエドワード。

引き渡され、エドワードの後ろをついて歩きながらマリーローズは、心の内でバーバラに謝っていた。

…こんな苦しみを味わうくらいなら
 アンソニーの洗脳を解かない方がよかったというのか…?

バーバラ達が喜びの会をやり始める前は、珈琲は個々の部屋で週に一度、食事と共に提供されるものだった。

モーフの頃の記憶を持ち、洗脳のことを知っていたマリーローズが、”珈琲”をやめさせるのは決して難しいことではなかった。

洗脳は大人にとっては管理が楽かもしれないが、こどもたちは物事を深く考えることが出来なくなるとアンソニー。

「それなら皆の洗脳を解こう!というマリーローズに、「いや、それは慎重に…」とアンソニーは返した。「反乱を起こそうというわけではないのでしょう?」という彼の言葉に、「まさか!」とマリーローズ。

現状の生活に、マリーローズは満足しているのだ。

ローズマリーとアンソニーの洗脳を解いたのは、自分だけ秘密を抱えているのが寂しいからだったのだ。

ただでさえ聡明なアンソニーがより頭を使えるようになるのか…
 僕は…主人としてやっていけるのか?

と心配そうに話すクリストファーに「クリストファー様は立派なご主人さまですよ」とアンソニー。

最高の世代と言われたクリストファーの成功だったが、陰の主役は”生き人形”であるアンソニーだったのだ。

 

やがてクリストファー(とアンソニー)が”お呼ばれ”した。

自分たちが代わりに子どもたちを纏めていかねばとマリーローズ。クリストファーらが”こどもたちの棟”からいなくなったということは、洗脳の溶けた仲間がいなくなったことでもある。

「せめてバーバラ様が…」と言うローズマリーだったが、バーバラには秘密が重荷になるため、クリストファーらとも話し合ったうえで秘密にしていたようだ。

そこにノックもせずに突然の訪問者が現れた。アンソニーだ。

おじい様と共にある棟に行ったんじゃなかったのかい?!と驚くマリーローズ達に、洗脳が必要な理由が分かったとアンソニー。

僕たち人間は顔も体もシャドーに提供するために連れてこられた器でしかありませんでした…!

一体化を知ったクリストファーは自害したと、アンソニーは話した。

そこへドアをノックする音が響く。今度はバーバラだ。

マリーローズ…出てきてください…
 …マリーローズがいればまたみんな…あの頃みたいに…

マリーローズを頼って彼女の部屋を訪れたバーバラ。マリーローズも、バーバラと今すぐに話がしたかった。

しかしバーバラには伝えられないことが多すぎた____。

まとめ
  • バーバラは”一体化”の事実を知っている
  • 現”星つき”メンバーはバーバラが選んだ
  • アンソニーはクリストファーの”生き人形”
  • 真実を知ったクリストファーは自害した

【78話】ふたりの答え

栄光の廊下」を、”星つき”そしてケイトとエミリコらに見守られ、エドワードのあとをついて歩くマリーローズとローズマリー。

先程バーバラが自分のことを「エドワード」と呼んだにも関わらず、何も反応しなかったなとマリーローズに問いかけるエドワード。

何故ならば、本来マリーローズにとってのエドワードはシャドーのことであり、”生き人形”の姿の彼は「顔」の方の「エド」という名前だからだ。

沈黙したままのマリーローズに、エドワードは「一体化の情報が漏れているということが確定した」と言葉を続ける。それはつまり内通者がいるということだ。

それが誰なのかを吐かせて捕まえてやる
覚悟しておけ、大人をなめるな

「栄光の廊下」を半分進んだところで、マリーローズは階下につまれていた「すす」を操作し「こびりつき」を発生させた。

ハハッ
 ずいぶん危機感のない『大人』だ!
 ここはもう大人の領域…
 だったらここで問題が起きたらエドワードのせいだね!

そう言ってマリーローズは「こびりつき」にエドワードを捕らえさせた。

動き出す”星つき”とケイト達だったが、ケイトとエミリコはスザンナによって止められてしまう。”星つき”以外は栄光の廊下には立ち入ってはいけないからだ。

エドのことを私が忘れている訳ないだろう!
 エドの体を乗っ取り生きること…
 本当に何とも思わないのか?
 エドワード

エドワードに問いかけるマリーローズ。

…偉大なるおじい様への信仰心がないにも程がある
 ”珈琲”の蓄積が足りないのか?

エドワードは、”亡霊騒ぎ”で問題を起こし、大人に逆らい、栄光の廊下を破壊した、マリーローズへ疑いの目を向ける。

そして「すす能力」でマリーローズの耳に「すす」を入れ、彼女を無力化してしまった。彼の「すす能力」は、空気を振動させ音を操る能力だ。

「大人になればすす能力も高くなる。こども時代に憧れた大人の世界は想像した通りだぞ?」と言うエドワードだったが、「ハッ…穢れた大人の世界…? 全然羨ましくないね!」とマリーローズ。

大切なものを犠牲にして得るものに何の価値があるというんだ
 一体化なんてするくらいなら…

そう言って、マリーローズはローズマリーと共に、崖の下へと身を投げるのだった___。

まとめ
  • エドワードの「すす能力」は、空気を振動させ音を操る能力
  • 大人になれば「すす能力」は高まる

【79話】抗う者たち

マリーローズとローズマリーが身を投げたのは、棟の境界線から向こうで起きたことだ。そのため”星つき”のせいじゃないぞと叫ぶオリバー。

”星つき”に罪をなすりつけられないのは、エドワードも承知している。「処理は全て私がやる!これは命令だ!今起きたことは全て忘れろ!」と”星つき”に達に命令するエドワードだった。

バーバラもケイトに、今起きたことは全て忘れるよう命令するが、次の瞬間倒れてしまう。発作が出てしまったのだ。

スザンナに命令されケイトが自室に戻ると、そこにはローブを被った正体不明のシャドーがいた。

過去の記憶を持つケイト
 洗脳の解けたエミリコ
 僕は君たちに期待している

かつてマリーローズが着用していたローブを着るシャドーは、ケイト達の功績を称えた。マリーローズとの戦いも見ていたと言う。

ケイトが手こずったマリーローズですら、引き渡し時の奇襲が失敗したこと、大人とこどもの圧倒的能力差から、ケイトの力ではまだ館の悪意に飲み込まれてしまうと言うシャドー。

ただひとつ気になっていたのよ
 マリーローズは教えてくれなかった…
 彼の自害のあと…
 生き残った”生き人形”がどこで何をしていたのか…!

ローブを被ったシャドーは、かつてのクリストファーの「顔」である、アンソニーだった。

二度目の亡霊騒ぎの謎が全て解決したと話すケイト。マリーローズとローズマリー二人の力では、「すす管」の扉を開けることは出来ない。協力者はアンソニーだったのだ。

マリーローズとな長い付き合いだが、最終的には意見が合わなかったと言うアンソニー。

マリーローズは”お呼ばれ”されたことで一体化拒絶の表明をするために身投げを計画したが、アンソニーは戦い続ける意思がない者には興味がないようだ。

しかし身投げ計画を聞いたケイトは、マリーローズ達を脱出させるために、「すす」に空気を含ませてクッションのようにすることを考えた。

そのことを褒めたたえ、結果はどうなったか分からないが、かなりいい線だとアンソニー。

窮地に立たされたものを助けようとするその姿勢!
君にはリーダーの資質がある!

アンソニーの言葉に、認められるためにやったわけではないとケイト。

少なくともマリーローズはクリストファーのことを信頼していたが、アンソニーはどうなのかと問うケイトに、

…僕は人間だ
 シャドーではない者に…
 出来る事は限られている

と答えるアンソニー。

しかしマリーローズの気持ちを尊重し、すす管の上にすすを運び、脱出計画を聞いて食料も用意してくれたようだ。

  • クリストファーが自害した後どうやって逃げ帰ったのか
  • そもそも今までどこに隠れていたのか
  • アンソニーの目的は何なのか

アンソニーに質問を畳みかけるケイトだったが、目的は一緒のはずだよとアンソニー。

そのためには君はもっと強くなるべきだし情報も必要だ
君が僕の「生徒」になってくれれば
こどもたちの棟を統率して
館に対抗できる時が来るだろう

…君には僕が必要だ

こう言い残し、洗面所から姿を消してしまうアンソニー。

マリーローズはアンソニーのことを「仲間」とは言っていなかった…何かが引っ掛かるケイトに、「マリーローズ様とローズマリー…きっと生きて逃げ延びていますよね!」とエミリコ。

考えることは明日にするケイトとエミリコだった。

長かった「すす管清掃」の罰が終わったベルたち。ご飯を食べるベルだったが、もう片方のベルは疲れのあまり食事を取ることが出来ないらしい。

眠く…なっちゃったわ…

そう言い、彼女の腕は床に向かって力なく垂れた___。

まとめ
  • アンソニーですらエドワードの能力はよく知らない
  • マリーローズはアンソニーのことは「仲間」だとは言っていなかった
  • 洗面所から姿を消すアンソニー

【80話】日常

シャドーハウスに来てから、初めて夢を見たエミリコ。それは村に住んでいた頃の夢なのかもしれない、日の差し込む窓に向けて手を伸ばすエミリコだったが、現実は棺桶のようなベッドの小窓に手が当たった。

朝食に手を付ける時間もなく、朝の掃除に向かうエミリコ。

掃除の後はケイトの身支度と自分の身支度を行い、「顔」としての仕事が待っている。ケイトが寝てから、やっと夕食の時間で、眠りにつくのは更に繕いを済ませた後だ。

ずっとやってきたことなのに、息苦しさを覚えるエミリコだった。

「毎日忙しくて大変ですねミア」と話しかけるが、「私たちはシャドー家の道具よ 余計なことを考えてはいけないわ」と諭されてしまう。

エミリコがこんなことを考えてしまうのも、生活を辛く考えてしまうのも”珈琲”の洗脳が解けているからなのだ。”珈琲”を飲んでいれば、何も考えずに幸せでいられる…。

朝掃除を終えてケイトの部屋に行くと、テーブルに床用の雑巾が落ちていた。エミリコが驚くと、なんとケイトが先に掃除を始めていたようだ。

館において”生き人形”はものを考えないよう過酷な生活させられているでしょう?
私もなるべくエミリコの手伝いをしたいの
エミリコには元気でいて欲しいから

そう言って、一緒に掃除してくれる心優しいケイトだった。

自分が今朝見た夢のことを、ケイトに話すエミリコ。”珈琲”の効果が薄れてきて良い兆候だと言うケイトに「でもそれで余計なことを考えてしまった」と話すエミリコ。

余計なことを考えていいのよ
 あなたは人間なんだから

ケイトの言葉で、ハッと気づくエミリコだった。

シャドーハウスでは、”珈琲”による洗脳を解けにくくするため、人間扱いしない生活のサイクルが出来ているのだ。

”生き人形”の部屋は窓もなく朝日も入らない。ベッドは棺桶のような箱型で、思考する暇を与えないくらいの仕事量に少ない睡眠時間。

食事も最低限の栄養を保証するだけで味は決して美味しいとは言えないものだ。

人間らしい気持ちを失っていくうちに命を意識しなくなり”生き人形”は「道具」として完成する
そして…シャドーとの一体化ですら受け入れてしまう…!

ケイトのこの言葉に、こんなつらい気持ちになるなら”珈琲”を飲んでいたほうが良かったのかもと思ってしまったと、謝るエミリコ。

そんな彼女にケイトは、過酷な生活を麻痺させるための”珈琲”がなくなったエミリコは辛いわよねと寄り添ってくれた。

そしてエミリコも「今はケイト様と一緒にお掃除が出来たり、同じテーブルでお食事ができるようになって嬉しいです」と返すのであった。

ベルが鳴り、大広間へと向かうケイトとエミリコ。

こどもたちの棟に住む子供らは、全員元の生活があったのだ。50人以上いる”生き人形”は全員死ぬために連れてこられたのだ。

シャドーハウスは間違っている!

目を覚ましてもらうことが出来たら、シャドーハウスに立ち向かう仲間になれるはず。ケイトはそう、強く思った。

まとめ
  • シャドーハウスに来て初めて夢を見たエミリコ
  • ”生き人形”は命を意識させないため過酷な労働サイクルになっている

【81話】新しい班長

しばらく”お披露目”と”お呼ばれ”が延期されることとなったと皆に報告するバーバラ。マリーローズが壊した廊下の事件は「老朽化」として処理された。

そして欠員が色々と出たので、班編成が見直されることになった。

ようやく班長になれるわと言い、自分が新しい班長として選ばれると確信しているサラ。

一体減ったので、新入りが来る可能性もある…とエミリコ達が話していると、イザベルとミラベルがエミリコ達の班に編入するとバーバラより伝えられた。

ミラベルがこの場にいないのは、”生き人形”が一体処分されたからだと言う。そしてなんとマリーローズに代わって班長に選ばれたのはサラではなく、ケイトだった。

有り得ないと怒るサラだったが、そういう態度が班長になれない原因だと思いなさいとバーバラ。

そして、こどもたちの棟へ近々大人の管理者が視察にやってくるとバーバラは告げた。

会が終わり、すれ違うケイトとバーバラ。ケイトを班長に据えることが、自分からケイトへの評価であると話すバーバラを、サラは不満げな顔をして見つめていた。

部屋に戻り、ケイトが班長になったことを喜び合うエミリコとケイト。

ケイトが評価されて嬉しいエミリコだったが、ケイトが班長と言うことはエミリコも班長ということである。

うまくやってエドワードの視察を乗り切らないといけないのだが、朝掃除に姿を現さない班員がいた。ベルだ。すす管清掃だと思っているのか、行きたくないと駄々をこねるベル。

そんなベルをエミリコは優しく呼び寄せるが、ミアは眉間にしわを寄せて彼女らの姿を見ていた。

まとめ
  • マリーローズに代わってケイトが新班長に
  • 新班長になれなかったことが面白くないサラ
  • ベルたちがエミリコ達の班に新しく入った

【82話】エミリコ班

朝掃除に集まるエミリコ班だったが、そこにエミリコとベルの姿は無い。

今日も遅刻ね やっぱりエミリコに班長は早すぎたのよ」と言うミアだったが、エミリコは一足先に来て道具箱の中身を整とんしていたのだった。

エミリコ・ルウ・ミア・ベルの新しい10班のスタートだ。

しかしベルは今日も姿を現さないし、前の日も結局部屋に逃げ帰ってしまった。

掃除は3体で終わる量では決してない。ベルを休ませたままだとまた「ぼんくら」扱いされると言うミアだったが、

私が二人分働きますから!

と言い、もう少しベルを休ませてあげたいとエミリコ。私も頑張ると言ってくれるルウに対し、サラは『ベルはもう壊れているのよ…無駄な努力なのに…』と思うのであった。

毎回朝掃除の前に、手紙を送ったりお手製の人形をプレゼントしに行ったりと、ベルの様子をうかがうエミリコ。しかしベルは部屋から出てこない。

班長会議に向かうエミリコの前に、「このままだと班で連帯責任を取らされる」とミアが釘を刺した。

”生き人形”のみの班長会議にて、「10班は一体欠けたまま活動しているそうだな」とバービー。オリーが、掃除は出来ているようだよとフォローするがバービーに睨まれてしまう。

バービーは「お花畑」であるエミリコを認めていないのだ。しかし誰を班長にするか、誰を処分するか決めるのはバーバラである。バービーはその判断材料を報告しなければならない。

なぜベルは出てこない?もう壊れているのか?」と言うバービーの問いを否定するエミリコだったが、お腹を足蹴りされてしまう。

片方が壊れてしまうほど大変だったのでしょう…とエミリコ。しかしベルの部屋は綺麗で掃除が行き届いていると続ける。

一体いなくなってしまったため、今ベルは、イザベルとミラベル二人の「顔」だ。掃除も二人分の部屋を行っている。

だから外まで気が回らないだけだと、ベルを庇うエミリコ。

ベルは私の班の班員です
 もう仲間を失うのは…
 絶対に嫌です!

ラムとローズマリーの顔を思い浮かべながら、エミリコはバービーに言い放つ。

彼女の気迫に圧倒されたのか、バービーはエミリコを殴ろうとした拳をおさめ、「大人の視察時までに班をまとめあげろ!」と命令し、その場は解散となった。

そしてエミリコは、朝の掃除に向かう前に、今日もベルに手紙を届けるのだった。

まとめ
  • 朝の掃除に出てこないベル
  • ベルは現在ミラベル・イザベル二人の「顔」である

【83話】難題

サラとルイーズを探すケイト。班長としてのシャドーは、班員が趣味の活動を行っているのか、そして問題行動がないのか確認し、”星つき”に連絡しないといけないのだ。

サロンで一休みしようとすると、第一班のダグラス達が話しかけてきた。

サロンにひとりで来る悲しい奴…
 ケイトひとり班の班長だったか?

そして、サロンで一人は恥だって先輩のサラから教えてもらっていないのかと指摘する。

”星つき”の居住棟をよくうろついているルイーズは問題行動ではないのか、とケイトですら知らなかったことを指摘してきたり、ケイトが班員を把握できていないことを馬鹿にするダグラス達

どう”星つき”に媚を売ったのか知らんが
 何も成していないお前が班長なんて誰も認めていないからな

ケイトは、みんながしょっちゅうお茶会を開いているのは班員の状態を知るのに一番効率が良いからだと納得する。

サロンを出ると、班長に呼ばれてサロンへ向かうところのジョンとすれ違った。ダグラスのことを話すと、「本当のことを話したい」と怒り狂うジョン。

しかし亡霊騒ぎを解決したのがケイトだというのは”星つき”たちから口止めされている。そのため、事情を知らない者からすると、ケイトが班長に選出された理由が分からないのだ。

表向きは、”珈琲”を割ったのは双子のせい、「亡霊騒ぎ」が起きたのは掃除を怠ったからということになっている

パトリックとルイーズに、マリーローズが犯人だったという事実は言うことが出来たが、事件の顛末を伝える事は許されていない。全てを知っているのはケイトとジョン、そして”星つき”だけなのだ。

マリーローズに対するみんなの認識
ケイト・ジョン・星つき 栄光の廊下から飛び降りた(事実)
パトリック・ルイーズ 犯人として大人へ引き渡し(半分事実)
他のこどもたち お呼ばれされ大人になった(誤認)

それぞれこんなにも、マリーローズに対する認識が違うのだ。

パトリックの洗脳状態を尋ねるケイトに、以前より館のルールにうるさくない気がするとジョン。なぜならば、大人とこどもの棟を結ぶ「栄光の廊下」が修繕中で”珈琲”が届いていないからだ。

しかし修繕が終われば恐らくエドワードが視察に来る。

話し込むケイトとジョンだったが、班長によって呼ばれてしまうジョン。ジョンのところの班長も、ケイトに対して警戒するような困ったような表情を向けてきた。

どうやら味方してくれる班長はいないようね…と呟くケイトだった。

とりあえずイザベル・ミラベルの問題を解決しようと彼女らの部屋に足を運んだケイトとエミリコ。

しかし、

うるさいわね!私たちはケイトが班長って認めてないから!

と門前払いを食らってしまう。

出かけようとするイザベルだったが、「次はわたしの番よ」とミラベル。「顔」が一つしかないため、交代で部屋から出ているのだ。お互いに譲ろうとしない双子を前に、泣き出してしまうベル。

すす病になりすぎたせいでベルが泣くようになったと言い合うイザベルとミラベルだったが、すす病のせいではない…と感じるエミリコ。

こんな生活もうウンザリ!
 そうだわ班長なら分かるはずよ!
 ベルはどっちの顔なの?

ケイトに迫る、イザベルとミラベルであった。

まとめ
  • マリーローズの真実を知っているのはケイトとジョン、星つきだけ
  • お互いの状況把握の為に、サロンでは頻繁に班内のお茶会が開かれている
  • 「栄光の廊下」が修復中のため、最近は”珈琲”は届いていない

【84話】ルール違反

難しい質問を双子から浴びせられたケイト。それを陰からコッソリ見ている者がいた。ダグラスだ。

そもそもイザベルとミラベルは、自分の「顔」を決めていなかったという。

どっちが自分の「顔」なのか迫るイザベルとミラベルに対し、ケイトは「ベルはすす病によっておかしくなったわけではないこと」そして「言い争いをしていたら誰だって顔が作れない」と諭した。

残った顔をもっと大切にしなさい!

そしてケイトは双子らに、ジャムタルトでも食べに行きましょうと誘うのであった。

ベルの「顔」とイザベル・ミラベルらを連れてサロンに向かうと、顔が一つしかないことに好機の目を向けるこどもの棟の子たち。「顔が足りてないぞ」という野次が入る。

しかしケイトは、みんなに見わけがつかないくらいイザベルとミラベルはシンクロしていると話す。

今もこの二人は同じ顔をしているわ! だったら二人の顔はこれで間違いない! それが分からない?!

納得しかけたシャドー達だったが、「いやいやルール違反だろ」とダグラス。

ひとつしかない顔
 ”生き人形”は掃除もさぼっているらしい
 どう思います? バーバラ

ダグラスは、同じ顔をしてようがシャドー二人に”生き人形”一体なんて聞いたことないと追い打ちをかける。

そんな奴らを表に出してくるなんて
 班長失格だよケイト!

しかしそんなダグラス班は、誰かの「すす能力」によって髪をぐしゃぐしゃにされたり変なポーズを取らされてしまう。

イザベル・ミラベルの「すす能力」だ。視覚からダグラス班の”生き人形”を操ったようだ。

そんなダグラスらに「班の問題は自分で解決しなさい」とバーバラ。

そしてシャドー二体に”生き人形”一体の件については、大人が判断することであり、今現在は元気なのだから処分する必要はないと言葉を続けた。

そんなバーバラを見て、双子に濡れ衣を着せたことを後悔しているのかもしれないと考えるケイトであった。

まとまったかのように見えた10班。しかし「栄光の廊下」の修繕が完了してしまった。

まとめ
  • イザベルとミラベルは、自分の「顔」を決めていなかった
  • イザベルとミラベルの「すす能力」は操ること

【85話】特別な珈琲

自分たちで珈琲を入れ、飲んでいるオリバーたち。しかし”特別な珈琲”とは違うとオリー。

”特別な珈琲”は気分が良くなり仕事の効率も上がるのに、普通の珈琲では高揚感が感じられないと言うオリーに、「味の違いは分かるが僕にはそんな効果はないよ」とオリバー。

やはりあれは”生き人形”のための特別なもので、偉大なるおじい様から”生き人形”へ唯一与えられるもの…」とオリバーが続けると、「そう考えると感謝の気持ちでいっぱいです」と返すオリーだった。

豆の差なのか、偉大なるおじい様が直々に焙煎したからなのかと不思議がるオリバー。

しかしこれほど人間そっくりに作られているなんて不思議です
 自分でも未だに信じられないくらいですよ

オリーの言葉い、「偉大なるおじい様への疑問は禁止だぞ?!」とオリバー。

”生き人形”は余計なことは考えてはいけない。しかし研究班は頭を使わなくてはいけないので難しい立場だ。

オリバーはクリストファーに救われ、研究班と言う役割につくことが出来た。

誰にでも出来る事じゃない!
 シャドーと”生き人形”が一緒に考えればよりよく偉大なるおじい様に貢献できる!

そう言って、拳を突き合わせるオリバーとオリーであった。

 

栄光の廊下から修繕の音が止んだことから、もうすぐエドワードが来るだろうとバーバラに話すベンジャミン。

…俺の能力では足りなかったかもしれんな

喜びの会で、精神系「すす能力」でみんなに高揚感を覚えさせたのは、ケイトの予想通りベンジャミンの能力だったのだ。

タグラスと双子の揉め事や口答えの多いサラ、”星つき”の居住地へ自由に来るルイーズ、そして班長会議でバービーに意見したエミリコ…これらの出来事は”特別な珈琲”を飲んでいないからかもしれないと話すベンジャミン。

こどもたちが2週間以上”特別な珈琲”を飲んでいないことを、エドワードは知らないのだ。

大人はこどもに興味を持たないはずなのに、館のルールを変えてまで何故視察にやってくるのかと苛立つバーバラ。

バービーが淹れてくれた珈琲をベンジャミンにも勧めるバーバラだったが、トレーニング前に飲んだとベンジャミン。

そして、喜びの会で”特別な珈琲”を割られた件は絶対に口外しないようもう一度全員に伝えておくと続けた。

何があっても俺はバーバラの味方だ
 …悩み過ぎるなよ

ベンジャミンが去り、こんな時クリストファーならどうするのかとバーバラは天を仰ぐ。

彼女は、扱いの難しい双子を班に馴染ませたことからケイトを高く評価しているのだ。しかし”珈琲”のことまでは相談できないと言うバーバラに「ケイトは策士すぎる」とバービー。

犯人受け渡しの同意書のアイデアも用意周到だったため、まるであの結末を知っていたかのような印象を受けたらしい。

クリストファーは常に周りのことを考えていたが、自分にはそこまでの能力はないとバーバラ。

せめて今の『星つき』だけは守りたい____

これが彼女の願いだった。

エドワードに”特別な珈琲”を割ったことがばれたら、管理者の自分は罰を免れない…そうスザンナが不安に感じていると、バーバラがやってきて声をかけた。

そんなことにならないように動きます
 貴方だけに責任を押し付けるようなことはしません

 

まとめ
  • ”星つき”は自分たちで「普通の珈琲」も摂取している
  • 「すす能力」でみんなに高揚感を覚えさせたのは、ベンジャミンの能力
  • 今の『星つき』だけは守りたいと願うバーバラ

【86話】管理者の思惑

明日こどもたちの棟へ視察に行くことを、”3階”の住人のうちの一人であるジョゼフに報告するエドワード。

”星つき”の管理が行き届いていない可能性があるため、今後のシャドーハウスのためにも、管理者として直接見て確認しなければと自分の意見を述べる。

一体化の秘密は決して漏らさぬよう一人で行くし顔も出さないし名前も名乗らないというエドワードに、「偉大なるおじい様の役に立つべく働くが良い」というジョゼフだった。

ジョゼフの部屋を後にし、廊下を歩いているとトマスがエドワードに話しかけてきた。

このタイミングでの廊下の修繕といい、マリーローズとかいうグズを”お迎え”して一体化に失敗したことといい、なんかやましいことでもあるのかぁ?

更にエドワードに暴言を吐くトマス。

よからぬことを考える奴が恐れ多くも3階に行くなどとよく言えたな?!
 そんなものは叶わぬ夢だ
 2階に来たばかりの小僧が調子に乗るなよ!

トマスから言われた言葉を聞いて「殺してやろうかしらトマスの奴」とアイリーン。

しかしエドワードは、奴を敵に回すのは得策ではないと冷静に返す。

2階にはトマス派が多数いるのに対し、エドワード達は新参者で後ろ盾がないからだ。

3階の住人は、ライアンが逐一嫌味を言うだけで、下のやることにいちいち詮索などしない。

しかしトマスは常にエドワード達の動きを詮索してくるため、面倒な相手ではある。

マリーローズを起点に考えると、もひとり怪しい奴が浮かび上がってくる…

クリストファーの影響を強く受け、マリーローズの同期でもあるバーバラに疑いの目を向けるエドワード。

”星つき”の任を解いて権力を奪えばいいと言うアイリーンに、バーバラの煤量は替えがきかないし、解任した状態で彼女をこどもたちの棟に居続けさせるのは年齢的に不自然だとエドワードは返す。

バーバラの”お披露目”担当であり、彼女を”星つき”に据えたのはトマスだ。

こどもとは言えない年になっても理由をつけてバーバラに星つきを続けさせているのは、一体化失敗のリスクを避け、「すす」を安定供給さえるためだ。なぜならばすす出しは子供の役割なのだ。

そのため、現状バーバラは”星つき”から動かせる状態にないとエドワードは結論付ける。

彼女が本当に反乱分子なら、証明できればトマスの立場を崩せるのに…とアイリーン。

やはり我々が狙うべきは…
 ケイトしかいない
 奴が反乱分子である確実な証拠を掴む!

エドワードの言葉に、

たった一回の視察で…
 それを可能にする術があるわけですね…?

と返すジェラルド。

…難しく考えるな
 内側から壊せばいい

そういって不敵な笑みを浮かべるエドワードであった。

まとめ
  • マリーローズとバーバラの”お披露目”担当はトマス
  • バーバラを”星つき”に据えたのはトマス
  • 「すす出し」は子供の役割

シャドーハウス【7巻】の感想

いつも不機嫌そうな顔を浮かべているバーバラ(バービー)は、朗らかに笑う時期もあったんですね。先陣斬って運動しているバービーが今とは違いすぎてびっくりしました。

バーバラとマリーローズの関係も哀しい。すれ違ったまま、結局離れ離れになってしまった彼女たち。マリーローズとローズマリーが無事に逃げていると良いのですが…。

そしてまさかクリストファーが自害していたとは。

突然ケイトの部屋に現れ、姿を消したアンソニーでしたが、確か洗面所には洗濯物を捨てるゴミの通路と、食べ物を捨てる通路がありましたよね。

彼はその通路を通って移動しているんじゃないのかなあ。

残飯を漁れば生き延びることは問題ないだろうし、シャドー達が留守にしている間にトイレやシャワーを借りるのも問題なさそう。

アンソニーのことを引っかかると称したケイト。

彼は洗脳から解かれて大分経っているわけですし、シャドーハウスそのものではなくシャドーを憎んでいてもおかしくないなと感じました。

クリストファーが持てはやされていたようだけど、そもそもアンソニーの方がクリストファーよりも頭は優秀だったようだし、実際は自分の功績なのにクリストファーばかり称賛されて面白くなかったんじゃないかなあ。

うがちすぎかもしれませんが。

なんだかんだ核心に迫っているエドワードの動きも気になりすぎます、内側からというのは、誰かスパイがいるのでしょうか。

8巻が待ちきれません!

>>シャドーハウス8巻のネタバレ・あらすじはこちら

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