夏目アラタの結婚【9巻】ネタバレ・あらすじ・感想

夏目アラタの結婚の【第9巻】に掲載されている69話～78話のあらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。

※以下ネタバレを含むので、先に無料で読みたいという方は下記から無料で読む方法をご覧ください。

最新刊まで【夏目アラタの結婚】全巻ネタバレ・あらすじ【ざっくり】夏目アラタの結婚の全巻ネタバレあらすじを紹介。ざっくり内容を知りたい方向け。...

夏目アラタの結婚9巻のあらすじ

一瞬の隙をつき、アラタは真珠を連れて裁判所から逃走した。ついに外の世界へ飛び出した真珠は、匿ってもらった藤田の家にてアラタを誘惑する。

一線は超えなかったものの、殺人事件が全て夢で2人で平凡に暮らすことが出来たならと夢想するアラタ。

そして検察の手に追われる中アラタは、真珠が外へ出た本当の目的を探ろうとする。卓斗の父親の首の在処を教えてもらったアラタは、更に真珠の本当の父親の可能性がある人物に辿り着く＿＿＿＿。

夏目アラタの結婚【9巻】のネタバレ

第69話/証明して

真珠の誘い

藤田宅で匿ってもらっているアラタと真珠。お風呂から上がったアラタは、真珠が「一回だけならゴムなしでも大丈夫」と言っていたと藤田から聞く。

慌てふためくアラタに藤田は、子供っていいなあと語る。そしてもう自分には、特別な出来事は何も起きないのだと言葉を続け、お酒を飲んで寝てしまった。

真珠にも寝るように勧めるアラタ。しかし真珠は洗い物をするアラタに後ろから抱き着き、えっちなことをしようと誘うのだった。

バイク置き場での秘め事

自分を抱けないのはいつも仕事で見ている可哀そうな児童だからなのかと尋ねる真珠。

アラタは心の中では肯定しながらも言葉では否定する。違うならどこまで出来るのか証明してほしいという真珠の誘いに乗ったアラタは、バイク置き場で真珠を愛撫する。

セックスしようと言う真珠だったが、アラタはそれはダメだと断った。そして真珠に「好きだ」と伝え、どうしたら真珠に生きる力をやれるのかと考えるのだった。

第70話/平凡な部屋

アラタと真珠

真珠に腕枕して添い寝しているアラタ。すやすやと眠る彼女の顔を見ながら、殺人事件なんて全部夢だったらいいのになと物思いに耽る。

夏目アラタ『ここみたいなどこにでもある、平凡な部屋で＿＿＿＿
　夫婦を始められたらよかったのにな……』

(出典：夏目アラタの結婚70話)

添い寝しながらいつの間にか寝てしまったアラタ。ふと夜中に目を覚ますと、隣に真珠の姿はなかった。

胸に不安を抱えながら彼女を探すも、真珠はお手洗いに行っているだけだった。

本当の父親

親と子供の関係について、トイレのドア越しに話すアラタと真珠。真珠の本当の父親にも会ってみたかったというアラタに、

品川真珠「ボクも、会いたいよ」

(出典：夏目アラタの結婚70話)

と真珠。しかしその手には長包丁が握られているのだった＿＿＿。

外へ

翌朝、真珠とアラタの逃走は新聞にも載り、ニュースにもなっていた。藤田に迷惑がかからないよう、すぐにここを出たいところだが早朝に外を歩くのは目立ってしまう。

通勤時間になったら出ていくと言うアラタに、藤田はしばらく家にいてもいいと返す。

しかし真珠は、食べたら行こうとアラタを誘う。

品川真珠「ボクのお父さんに、会いたいんでしょ？」

(出典：夏目アラタの結婚70話)

第71話/ありがとう

本当の父親は

本当の父親が誰か知っているのかと慌てふためくアラタに真珠は、知らないから2人でもう一度探そうということだと返す。

そして本当の父親はおそらく塾講師か家庭教師だと思うと言葉を続ける。母の昔の携帯に、塾の連絡先みたいな写真がいくつもあったという。

しかし2番目の被害者は違うと真珠は言葉を続けた。昔DNA検査をしてみたようだ。そんな真珠を見てアラタは、他の2人も親父候補だったのか？と憐みの目を向けた。

卓斗の父親

卓斗の父親に関しては、真珠の行きつけの美容師だったようだ。そして母親の携帯をもう一度調べようと真珠。

その携帯電話は、卓斗の父親の首と同じところに埋めたと問題発言をする。

藤田から変装道具を借り、出ていくアラタと真珠。別れ際、真珠は藤田に抱きつき、「ありがとうお父さん」と声をかけるのだった。

第72話/「ついで」

2年待った理由

逃走しながらアラタは真珠に、どこまで計画していたのかと尋ねる。どうせ裁判のやり直しで拘置所暮らしが続くのだから、2年も待つ必要は無かったのではとアラタ。

そんな彼に真珠は、自分の誕生日がいつかなんて知らないけどどこかに出産した時のカルテがあるかもしれないと言葉を返す。カルテの保存義務は5年だが、訴訟に備えて一応20年とっておいたりするようだ。

つまり2年待ったのは、カルテの破棄を待っていたのだ。

卓斗の父親の首

夏目アラタ「…俺をずっと待ってたのは、
　＿＿＿『ついで』か」

(出典：夏目アラタの結婚72話)

アラタの言葉に真珠は、カルテの方が「ついで」だと返す。

そしてとうとう真珠とアラタは、真珠の母親の携帯と卓斗の父親の首が埋められているお墓に到着した。

第73話/必須

山下の首

真珠に導かれ、アラタはとうとう卓斗の父親ー山下さんーの首を見つけたのだ。ここまで来るのに真珠と結婚したりと色々あったが、とうとうゴールだ。

警察に連絡するというアラタだったが、真珠はダメだよと断る。そして卓斗は、山下の子供じゃないと真珠。

真珠は山下に、自分が子供の可能性はあるかと尋ねたものの、山下は自分は子供を作れる体じゃないと返したのだという。

卓斗

どうしても卓斗に愛情を抱くことが出来なかった山下は、2人目を作ろうとしたが出来なかったため、こっそり自分の体を調べたそうだ。

子供が出来たと迫られて結婚したものの、卓斗は自分の実子ではなかったのだ。しかし卓斗は自分のことを本当の父親だと思っているのだという。

いきさつを聞いてアラタは、法廷で真珠が卓斗に見せた親しみは、親の都合で振り回された同士の共感だったのかと納得するのだった。

太っていた理由

真珠の行動にはことごとく意味がある。犯行時に真珠は太っていたが、アラタはそのことをストレスなどから来るものかと思っていた。

真珠に太っていた理由について尋ねてみると、真珠は人を切るのには体重が必要だからだと返した。

そして真珠は昔の母親の携帯を開き、自分の実の父親は塾の先生ではなく生徒の方だったのかもしれないと言い出した。

第74話/手弁当で

理由

生き生きと、自分の父親探しにいそしむ真珠。そんな彼女にアラタは、外に出たらやりたいこととはなんだったのかと尋ねた。

夏目アラタ「知りたいんだよ……もっと、お前のことが……！！
　なんで、3人も殺しちゃった……とかさ」

(出典：夏目アラタの結婚74話)

真珠は、色々話したのはアラタに頭のいい子だと思われたかったからだと頬を染めた。

真珠の思わぬ可愛い姿にアラタは、これはやばいやつだと彼女を意識するのだった。とはいえ、真珠の心の秘密はうまく誤魔化された感じだと感じるアラタ。

本当の父親

喫茶店にて、母親の携帯に入っていた写真をアラタに見せる真珠。そこに映っていた後ろ姿は、誰かに似ていた。宮前だ。

ありえないと返すアラタだったが、前に宮前は桃ちゃんを使って父親について探りを入れてきたという。

品川真珠「もし＿＿＿ボクがあいつに似たのなら、宮前は、バカなんかじゃ＿＿＿＿ない」

(出典：夏目アラタの結婚74話)

第75話/値する罪

宮前

早速宮前に連絡を入れるアラタ。逮捕状が出ていることを知って弁護士につきそわれて出頭という形にしたいから、どこかで内密に会えないかと提案する。

しかし宮前が真珠の本当の父親だとはまだ信じられないのだ。そんなアラタに真珠は、だから実際に会って髪の毛をつかみ、彼のDNAをこの手で取りに行くのだと返す。

別に宮前に負担をかけたいわけではない、ただ父親かどうか知りたいだけだと真珠は言葉を続けた。

18歳以上

その頃、アラタが置いて行ったバイクが辿られ、藤田が警察に捕まっていた。その報告を受けながら桜井検事は、そもそも逮捕されたことも真珠の計画の一部だったと部下に話す。

時効が撤廃された現代において、永遠に殺人罪から逃げるのは現実的ではない。そこで真珠は、最も軽い刑で社会復帰するのが最善策だと考えたのだろうと推測する。

そしてここまで複雑な計画を立てたのは、犯行時に真珠が間違いなく18歳以上だったからだと語尾を強めるのだった。

第76話/あの日

白か黒か

尾行している警察をまき、アラタの前に現れた宮前。アラタは宮前の髪の毛を抜き取ろうとするが、すんでのところで宮前は避けた。

まさかとは思っていたが、察しが良く警戒している宮前の行動を見て、マジかとアラタは独り言ちる。

真珠が宮前の子供なのかどうか。隠れていた真珠も現れ、はっきりさせようと宮前に告げるのだった。

宮前と環

母親を知っていたのかという真珠の問いに、顔をゆがませ、宮前は知っていたと肯定する。

宮前「あの日、環さんは、ひどい匂いをして、そこに立っていた」

(出典：夏目アラタの結婚76話)

公園で環と知り合ったという宮前。彼は環のことを好きだったという。そんな彼女があの夜絶望しきっていて、途方に暮れる自分の頭上には真珠星(スピカ)が輝いていたと宮前は言葉を続けた。

第77話/キレイだった

宮前と環

環が死んだら娘はどうなるのか。自殺なんてダメだ、そう宮前は環を説得したのだと話す。当時中学生だった宮前は、環をアパートまで送っていった。

今思えば赤ん坊の遺体は、クローゼットにでも隠されていたのだろうと話す宮前。

そしてその晩、宮前は環とセックスをしたが一度きりだったと言葉を続けた。

宮前と真珠

真珠の一審も志願して弁護団に入ったと宮前。環の娘だと思えばこそ、できるだけのことをしてきたつもりなのだという。

子供の頃に宮前に会ったのは偶然かと尋ねる真珠に宮前は、何年も経ってから環を見かけて探し回っていたという。ところが環には会わなかった。

すさんだ生活をしているみたいだから、もう関わりあいたくなかったんでしょ？と真珠。しかし母親は最後まで綺麗だったという真珠は言い、自分の髪の毛を手渡した。

宮前が果たすべきこと

そんな真珠に宮前は、控訴審で詳しく調べるうちに真珠の出生に疑問を持つようになったと話す。もし犯行時に18歳未満だったら死刑を回避できるものの、自分との関係は公にされたくなかったという。

そんな彼に真珠は、宮前が父親だろうがどうでもいい、たた宮前のせいで自分がこの世に生まれたんだと食って掛かった。そして本当の責任は自分をこの世から消すことだと声を荒げる。出来るわけないだろうと言うアラタだったが、

品川真珠「ボクは、やったよ？」

(出典：夏目アラタの結婚77話)

と真珠は自分の犯した罪を認めるのだった。

第78話/寂しいから

真珠の叫び

3人を殺したという真珠の言葉に動揺する宮前とアラタ。殺人の告白を聞いた以上、もう弁護は出来ないと宮前は言った。

もし真珠と宮前が血縁関係にあるのならば、真珠は犯行時、間違いなく18歳以上になるからだ。

それならば親子判定をして自分を死刑台に送ってくれと真珠。そしてみんな死ねと言い捨てて、真珠は走り去った。

”わかってきた”

真珠を見失ったアラタは、「生き方」ではなく「死に方」を選びたいという真珠の気持ちがわかると宮前に話す。

真珠を救いたいというのは建前で、寂しいから一緒に生きていてほしいだけなんだと言うアラタ。

真珠が外に出て何をやりたかったのか。それを聞くために、アラタは真珠を追いかけると宮前に伝える。そして真珠の殺人の動機が、少し分かってきた気がすると言うのだった。

夏目アラタの結婚【9巻】の感想

真珠の実の父親、宮前先生かもしれないの？？？？？

ええええええええ……？！？！？！？！？

思わず声が出るほど驚いちゃいました。そしてやっぱり真珠は、おそらく18歳以上なんでしょうね。

殺人を犯したこともとうとう認めた真珠。

アラタの前から逃走してしまいましたが、この後一体どうなるのか。

アラタがなぜ、真珠の殺人の動機が少し分かってきたのかという理由も気になります。

そしてそして、藤田さんの家でちょっとえっちなことを致すアラタと真珠のシーンがエロかったです！

真珠に少しときめいてしまうアラタや、演技かもしれないけど頬を染めて年頃の女性っぽく可愛らしく振舞う真珠も愛しかった……。

9巻もめちゃくちゃ面白かったです！

圧倒的画力と、あらすじに書ききれない真珠の駆け引きが魅力的な「夏目アラタの結婚」、是非マンガでも読んでみて下さい😆✨

【最新刊】夏目アラタの結婚【10巻】ネタバレ・あらすじ・感想夏目アラタの結婚の【第10巻】に掲載されている79話～87話のあらすじ・ネタバレ・感想です。無料で読む方法も！...

最新刊まで【夏目アラタの結婚】全巻ネタバレ・あらすじ【ざっくり】夏目アラタの結婚の全巻ネタバレあらすじを紹介。ざっくり内容を知りたい方向け。...

「夏目アラタの結婚」漫画を無料で読む方法

コミック.jpのお試し登録を行うと夏目アラタの結婚を一冊まるまる無料で読むことが出来ます。

夏目アラタの結婚は絵の綺麗さもさることながら真珠とアラタの掛け合いや、ちりばめられた伏線がとても面白いので、是非マンガで読んでみて下さい！

余ったポイント分で、他のマンガも無料で読めちゃいます♡

▽夏目アラタの結婚の漫画を無料で読みたいという方は、以下のページから申し込むことが可能です◎

「夏目アラタの結婚」をお得にまとめ買いする方法

夏目アラタの結婚をお得にまとめ買いするならebookJapanの電子書籍がおすすめです。

ebookjapanは初回ログインで70%オフのクーポンが6枚もらえるので、最大3,500円引きで漫画を購入することが出来ます。

夏目アラタの結婚1巻であれば、一冊当たり693円(税込)のところ、クーポン利用で270円(税込)で買えるのでめちゃくちゃお得です♡

キャンペーンについては以下の記事でも詳しくご紹介しています！

【50%還元はいつ？】ebookJapanのキャンペーン情報こちらの記事ではebookjapan（イーブックジャパン）のお得なキャンペーンや最新のクーポン情報について紹介しています。 中でも...