2021年春にアニメ化された東京卍リベンジャーズ【第9巻】を読んだので、あらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
不良だった主人公が中学時代へタイムリープ!
かつての恋人の命を守るために暴走族で成り上がっていく…
※以下ネタバレを含むので、先に無料で読みたいという方は下記から無料で読む方法をご覧ください。
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Contents
東京卍リベンジャーズ【9巻】のあらすじ
東卍の最高幹部の集会に参加するタケミチだったが、稀咲に囚われ、目の前で千冬を殺されてしまう。
自分自身も稀咲の手にかかって命を落とすところだったが、なんと助けてくれたのは一虎だった。
ナオトから、現代ではタケミチがヒナタを殺してしまったことを聞き絶望するも、現代の東卍の闇である黒龍を何とかするために、タケミチは再び過去へとタイムリープする。
弐番隊の副隊長、柴 八戒(しば はっかい)、黒龍の九井 一(ここのいはじめ:通称ココ)や乾 青宗(いぬい せいしゅう)が初登場するのはこの巻です◎
この先ネタバレを含みます。アニメ派の方や未読の方はお気を付けください。
東京卍リベンジャーズ【9巻】のネタバレ
【71話】Same old same old
2017年都内某所。タケミチは東卍幹部の集会に参加していた。
パーちんにぺーやん、元肆(よん)番隊の隊長である河田ナホヤも参加している。来てはいないが、三ツ谷もまだ東卍に所属しているようだ。
しかしタケミチが知らない顔もいた。柴 八戒(しば はっかい)に、乾 青宗(いぬい せいしゅう)、そして九井 一(ここのいはじめ:通称ココ)だ。彼らは元黒龍(ブラックドラゴン)組だという。
もちろん半間の姿もあった。
今日の定例会で話したかったのは、ココの表のITや柴のフロント企業など、東卍の運営する会社に3日前にガサが入った件だと半間。
「つまりこの中に裏切り者がいる!」
裏切り者(ユダ)がいるわけがないと言うぺーやんとパーちんだったが、誰もウタっていないのなら何故同じ日に数か所ガサが入るんだとココ。
古参と元黒龍組からの新参とで揉めていると、稀咲がやってきた。
【72話】An old tale
稀咲に対して、頭を下げる東卍幹部たちだったが、「そんな畏まるなよ みんな!」と言って笑う稀咲。
今まで見てきた稀咲とはまるで別人のようだ。
「幹部会に顔出すなんて珍しいですね稀咲さん」と半間。どうやら稀咲はタケミチと千冬に用があるらしい。
稀咲に連れられて、稀咲のお店にやってきたタケミチと千冬。
稀咲鉄太(きさきてつた)は、現・東京卍會の最重要人物の一人にして総長代理だ。警察が総力を挙げて捜索しても尻尾さえ掴めない男である。
「オレらも随分長い付き合いになったよな」と稀咲。そしてタケミチと千冬に、「オレの事どう思ってる?」と問いかけた。
2人が言葉に詰まっていると「恨んでるだろ?」と稀咲。
「ちょうど12年前のこれぐらいの季節だったな…場地が死んだのは…
あれは全部オレのせいだ
”血のハロウィン”はオレは仕組んだ」
既にタケミチは知っていることだ。しかしなぜ今自分から?と疑問に思うタケミチ。
「半間を使い 羽宮一虎を丸め込み 芭流覇羅(バルハラ)と言う組織を作った」と言葉を続ける稀咲。
東卍に芭流覇羅(バルハラ)をぶつけたのは、称賛される功績が欲しかったからだという。稀咲がこの抗争を収めれば、大半は稀咲にひれ伏すことになる。
「場地が死ぬとは思わなかった…
本当だ 千冬
すまなかった」
そう言って、稀咲は深々と頭を下げた。
稀咲は、ずっとこうして謝りたかったという。12年経って、大切なのは仲間だと分かったと稀咲。
タケミチは稀咲に、あの時のことを後悔しているのかと尋ねた。すると稀咲は、にっこり笑い「忘れる日はなかったよ」と答えた。
「この先もオレを恨め
でも今日は一杯だけ付き合えよ」
そして稀咲とタケミチ、千冬は場地に乾杯した。
稀咲が変わっていいヤツになっていることに喜ぶタケミチ。もしかしたらこれはとても良い未来なのかもしれない。
お酒を酌み交わした後、「最後に一ついいか?」と稀咲は話を切り出した。
先程”馬地が死ぬとは思わなかった”と言ったことは、ウソだったと稀咲。
「オレが一虎を使って場地を殺した
そして今からその続きを始める」
次の瞬間、タケミチの視界は揺らぎ…気が付いたときには椅子に縛り付けられていた。
【73話】A crybaby
タケミチが目を覚ますと、隣では同じように千冬が椅子に縛り付けられており、顔にひどい怪我を負っていた。
稀咲と飲んでいたタケミチ達は、どうやら睡眠薬を盛られたようだ。
「松野千冬
鬱陶しい奴だよオマエは
12年前の事を未だに忘れずオレに噛みつく
場地圭介の復讐か?」
そう言って稀咲は、千冬のお腹に蹴りを食らわせる。
「いい加減口割れや
東卍の”裏切り者”はテメェらだろ!?」
そう問い詰める稀咲に、「違う! あれは警察の暴走だ!」と反論する千冬。
「オレの目的はテメェを東卍から追い出す事だけだ!」
千冬は、今の東卍を腐っていると感じているようだ。
「裏切り者はオレだ
タケミっちは関係ねぇ!」
千冬は12年経った今でも、独りで場地の仇を討とうとしていたのだ。
タケミチが関係ないかどうかは、オレが決めることだと稀咲。
「テメェさっきから何『自分は関係ありません』って顔してやがんだ?」
そう言うと、稀咲はタケミチの足に銃弾を撃ち込み、「さて言い残したことはあるか?」と千冬の頭に銃をあてた。
撃たれた足の痛さに悶絶しているタケミチに向かい、千冬は口を開く。
「聞け…タケミっち
最期の言葉だ
この12年色々あった
マイキー君は姿を消して
ドラケン君も死刑…
いつの間にか汚ねぇ事にも手を染めた
オレらは間違いもいっぱい犯した
でも根っこは変わんねぇハズだ
場地さんの想いを…
東卍を頼むぞ相棒」
次の瞬間、千冬は稀咲によって頭を撃ち抜かれた。
涙を流すタケミチに「オマエもすぐに逝かせてやる」と稀咲。
しかしタケミチの顔を覗き込んだ稀咲は「なんだオマエは? 最期の顔がそれか? そんなモンなのか!?」とタケミチに憤った。
そして稀咲は涙を流し、タケミチの顔に銃口を向けた。
「じゃあな…オレの”ヒーロー”」
【74話】Get back
稀咲に撃たれると思ったその時、突然部屋が暗転した。
暗闇の中で、誰かに担がれ、稀咲の元から逃がしてもらうタケミチ。しかし足の痛みから意識を失ってしまう。
再び気が付いたときには、そこには一虎の姿があった。12年経っているため、出所しているのだ。
挨拶もせず、いきなりタケミチを殴りにかかる一虎。この前こんな風に、路上で女性をタコ殴りにしている人たちがいたという。
一虎が止めに入ると、それは東卍のメンバーだったようだ。「テメェらの東卍はいつから女を殴る組織になった?」と一虎。
「テメェなんてどうでもよかった
アイツを
千冬を助けたかった」
一虎の出所を迎えに来たのは、千冬だったのだ。
今の東卍を腐りきっていると感じ、中学時代の東卍を取り戻そうと一虎に持ちかけていたようだ。
千冬はずっと一人で戦っていたのに、タケミチは何をやっていたんだと責める一虎。
確かに東卍は大きくなった。クスリ、売春、裏カジノに闇金。あらゆる犯罪に手を染めて、非常に大きい組織となった。
「でもよ…でも
これがマイキーの創りたかった時代か!?
これが場地の守りたかった東卍かよ!?」
一虎の言葉に、タケミチも涙を流した。
「オレの大好きだった東卍はこんなんじゃない!
いつでもキラキラしてました」
タケミチの言葉に、一虎は笑って頷き「オレ達の東卍を取り戻すぞ」と言った。
【75話】Let one down
一虎が運転する車の中で、何故東卍がこうなってしまったのかと尋ねるタケミチ。
タケミチの質問に、「マイキーは…変わり果てた」と答える一虎。
東卍が変わったのはマイキーが変わったからだという。
稀咲が裏で手を引いているからでは?!と返すタケミチだったが、タケミチが稀咲に捕まっている間に、パーちんとぺーやんがマイキーの指示で殺されたと一虎は言葉を続ける。
三ツ谷も数か月前から行方不明のようだ。
マイキーは東卍の旧メンバーの粛清を始めたんだと一虎。
「アイツはもう不良なんかじゃねぇ
マイキーは巨悪だ!」
一虎は、自分自身もマイキーを変えてしまった一人であるという自覚があるようだ。
マイキーに直接会って、稀咲達から引き離したいと話す一虎。
「稀咲の暴力 黒龍の金
この二つをなんとかしねぇとマイキーが正気に戻ることはねぇ
協力してくれタケミチ
今度はオレがマイキーを…
佐野万次郎を救いたい」
マイキーの左腕である”元黒龍組(ブラックドラゴン)”と一虎とは、深い因縁があるという。
”元黒龍組”の原型は十一代目黒龍であり、東卍結成前に一虎が揉めていた暴走族なのだ。
元黒龍組は、強請や殺人、金の為ならなんでもアリの連中で、彼らの生み出す莫大なお金が、マイキーを狂わしている一つだという。
一虎は自分のツテで彼らの隠し口座を突き止めることに成功し、お金の流れを経って決着をつけようと考えているようだ。
「そして右腕である稀咲と決着をつけようとしていたのは千冬だった」と一虎。
千冬が殺されたのは稀咲を追い詰めていたからだと話す一虎に、どうやって追い詰めたのかとタケミチは尋ねた。
ある日、稀咲に殺された女の弟と名乗る刑事が、千冬と一虎に接触してきたらしい。ナオトだ。
”橘ヒナタ殺害事件”は稀咲の命令だが、その日稀咲はタケミチら幹部と集会を行っており、アリバイがあった。
どうやらこの世界では、ヒナタと千堂敦ことアッくんが死んだとき、タケミチはその場にはいなかったようだ。
しかし千冬は、稀咲が命令を下したという証拠を掴んでいたという。あと一歩のところまで追いつめていたのに、最期の最後でなぜか千冬が証拠を隠し、稀咲を逃す結果になったという。
そして一虎は、タケミチに車から降りるように伝えた。路地裏にタケミチに会わせたい人がいるようだ。
それは橘ヒナタの弟であるナオトだった。再会に喜ぶタケミチだったが、タケミチの手に手錠をかけるナオト。
「花垣武道
午前7時38分逮捕します!」
これは一虎にも予想外の出来事だったらしい。ナオトは一虎に謝り、「残念ですタケミチ君」と言い放った。
【76話】It is what it is
ナオトによって動画を観せられているタケミチ。
動画には千冬と、非常にオラついているタケミチの姿が写っていた。これは松野千冬が隠し撮りしたものだという。
「どう説明したらいいのか…とにかく…君が現代に帰ってきた瞬間ボクの世界も一瞬にして変わった」とナオト。
まずこの世界のナオトとタケミチは、中学以来会っていないという。
ナオト自身は前の世界と同じ警察に、しかしタケミチはレンタルショップの店員ではなく東卍の大幹部に。
そして前の世界と同様、ヒナタは8月10日、車に乗っているところを千堂敦の乗った車にぶつけられ殺されたと説明するナオト。
ナオトは、千冬と組んで稀咲を捕まえようとしていたところだったようだ。
千冬が隠し撮りしたという動画内では、タケミチ自身がアッくんに”殺し”の命令を下していた。
次の動画では、暴れくるっているタケミチの姿映し出された。タケミチは、アッくんに殺すよう頼んだ相手が、ヒナタだったのを知らなかったのだ…。
千冬はタケミチを庇うために、この証拠となる動画を隠していたという。
「ハハハ…今度はオレなんだな…
オレがヒナを…
……殺したんだな…」
タケミチは、力なく座り込んだ。
「タケミチ君…君は利用されただけです」とナオトは言うが、「……もういいよ」と返すタケミチ。
「もうヤダよ…何度目だよ……?
なんも変わってねぇじゃん
むしろもっと悪くなってる
……オレがヒナを…っ
アッくんも! 千冬も! みんな死んでいく!
場地君なんてもうどうやったって……っ
12年前の今日にしか戻れねぇんだからどうやったって助けられねぇんだぞ!?」
喚くタケミチ。
「もうやめようナオト
オレには何も変えれねぇよ」
しかしナオトはタケミチを抱きしめ「ボクは君に救われた! 何もできなくなんかない!」と言葉を返した。
ナオトが知っている最初の世界は、東京卍會にはドラケンはいなかったとナオト。千冬も一虎も場地も、誰もいなかったのだ。
「彼らの想いがなかったら
ここまで東卍に食い込めなかった
彼らの想いを紡いだのは君ですよ
東卍を変えれるのも姉さんを救えるのも
君だけなんです!!
最悪の世界を変えて下さいタケミチ君」
【77話】Gotta go
今回のタイムリープで、東卍の壱番隊隊長になったタケミチは、東卍のトップに一歩近づいたことで、現代は少し良くなっていると思っていたのだ。
しかし実際のところは、ヒナタは変わらず殺されていたし、その上ヒナタを殺したのは自分だったとタケミチ。
そんなタケミチに「稀咲はわざと君に姉さんを殺させたんじゃないでしょうか?」とナオト。
「おかしいと思いませんか?
こんなにタイムリープを繰り返しているのに全部で姉さんは東卍に殺されてる」
偶然にしては続きすぎだとナオトは言葉を続けた。
「稀咲は明らかにタケミチ君と姉さんに執着している!」
ナオトの言葉に、タケミチは稀咲に撃たれそうになった時に言われた『じゃあな…オレの”ヒーロー”』という言葉を思い出していた。
と、その時、タケミチとナオトのいる部屋のドアが強くノックされた。
色々対策を練りたいが、時間がないとナオト。タケミチはこれから留置所に移送されてしまうのだ。
「行くなら今しかありません!」
そう言い、手を差し出すナオト。
「君と稀咲鉄太
二人に過去で何があったのか…
それが姉さんの死の謎を解く鍵です!」
タケミチは再び、過去へとタイムリープした。
飛んだ先では、タケミチはヒナタとボーリングデートの真っ最中だった。
ひどい現代を見てきた後なので、ヒナタの姿を見てつい泣きそうになるタケミチ。
タケミチがストライクを決めた瞬間、隣のレーンでもストライクを決めている男がいた。彼は東卍二番隊隊長の柴 八戒(しば はっかい)だという。
現代の東卍幹部にいた、黒龍組の一人だ。
なぜ”黒龍組”が東卍の副隊長なのか。驚きを隠せないタケミチだった。
【78話】Hey, pal
十一代目の黒龍(ブラックドラゴン)総長である柴 八戒(しば はっかい)。
金の為に先代を殺して黒龍を乗っ取ったという噂があると、現代の一虎から聞いていたものの、中学時の八戒はタケミチに対して非常にフレンドリーであった。
「オレら今日から”兄弟分”な? 今から家来いよ!」と八戒。
「オマエと八戒が”兄弟分”なら姉のアタシの”弟分”になるな」そう言うのは、八戒と一緒にボーリングに来ていた姉の柴 柚葉(しば ゆずは)だ。
喧嘩弱そうなのに、なぜ東卍の隊長をはっているのかと、タケミチの痛いところをついてくる柚葉。
「どう考えても八戒の方が上に立つ器なのにコイツはその気が全然ない」と言葉を続けるが、八戒は上に立つとか面倒くさいと答える。彼は自由が好きなようだ。
ところどころヒナタが相槌を打つが、そのたびに黙ってしまう八戒。八戒は、異常な奥手で柚葉以外の女性に話しかけられると強制停止してしまうのだという。
タケミチは、そのポンコツぶりと、一虎から聞いていた八戒の黒い噂との相違に戸惑っていた。今の八戒は、どう見ても悪いヤツに見えないからだ。
八戒が弐番隊の副隊長と言うことは、弐番隊の隊長である三ツ谷とは仲が良いのかと尋ねるタケミチ。
三ツ谷と八戒は腐れ縁で、八戒にとっての三ツ谷は”兄貴分”だという。
「タカちゃんはさ目の上のタンコブだよ
不良のカッコ良さもカッコ悪さも叩き込まれた
ウッセェだろ? あの人
………本当の兄貴みてぇな人だ」
八戒の言葉に、「コイツの”三ツ谷愛”は異常だ」と柚葉。
なんと八戒の携帯電話の待ち受けは三ツ谷だという。ちなみに柚葉の待ち受けは八戒だ。
一体八戒と三ツ谷の関係はいつ悪くなってしまったのか。もしかして、八戒が黒龍に行ったのは三ツ谷との仲違いが原因なのではと考えるタケミチ。
それを止めれば、未来で東卍を狂わせた黒龍はなくなるのではと予想していると、八戒の家に着いたようだ。
「八戒…ヤバイ…兄貴が帰ってきてる」と柚葉。
八戒達の家の前には。BDという文字が入った特攻服を着る集団がいた。
八戒も、タケミチに悪いが今日は帰ってくれとお願いをする。
「これはこれは
”若”じゃねぇかよ!!」
そう言いながら近づいてきたのは、九井 一(ここのい はじめ)、通称ココだった。未来の”元黒龍組”の一人だ。
つまり八戒の家の前にたむろしているのは、黒龍のチームと言うことになる。
タケミチの存在に気付いたココ。東卍の壱番隊の隊長、花垣武道だと手下から教えられると「黒龍のシマに東卍だぁ!?」と顔をしかめた。
「ウチのシマから生きて出れねぇぞ」
そう言って、タケミチとヒナタに近づいてくる黒龍の皆であった。
【79話】Fuck off
「オマエが噂の東京卍會 壱番隊隊長
花垣武道か!」
ここら一帯は、黒龍の縄張りだという。この辺でのさばっている他のチームの奴がいたら、殺せってボスに言われてるとココ。
「これがどういうことかわかるよなぁ? 花垣ッ!!
”死ね”ってこと!!!」
そう言うと、十代目黒龍 親衛隊隊長であるココは拳をならした。
「テメェら やっちまえ」と、特攻隊長である乾 青宗(いぬい せいしゅう)。
「やめろやタケミっちはオレのダチだぞ!」と八戒。柚葉も「ヒナちゃん下がってな コイツら女にも容赦しねーから」と言葉を続けた。
それでも引かない黒龍に、「オレのツレに手ぇ出すんじゃねえって言ってんだろ? 頼むよ!」と八戒。
そして黒龍の一人を一発でのし、
「帰れよカス共」
と凄みを利かせる八戒。
黒龍のボスは柴 大寿(しば たいじゅ)。八戒と柚葉の兄なのだ。
兄貴はどこだ?と尋ねる八戒。大寿は今コンビニに行っているらしい。
「ロクに帰ってきもしねぇくせに こんな時だけ」と八戒が悪態をつくと、「調子乗ってんじゃねぇぞテメェ」と乾が八戒の首元にナイフをつきつけた。
するとその乾に、回し蹴りを食らわす柚葉。
「弟に手ぇ出すんじゃねえよ!」
柚葉の行動に、「もうやめとけイヌピー ボスの兄妹だ」とココ。
しかし乾は、大寿には忠誠を誓っているが兄弟に調子こかれる筋合いはないと引かない。
「テメェら全員殺してやる」
黒龍は、東卍とは根本的に全然違うチームのようだ。
「ここはアタシたちに任せて逃げな! ヒナちゃんを守れよ!」柚葉に言われ、その場からヒナタと共に立ち去ろうとするタケミチだったが、ちょうどコンビニから戻った大樹によってエルボを食らわされてしまうのだった。
東京卍リベンジャーズ【9巻】の感想
稀咲、心を入れ替えちゃったの!?!?!?と思いきや、全然悪いままの稀咲である意味安心しました。
しかし千冬…健気すぎるでしょ…。独りで戦っていたなんて…。
それにしても一虎の再登場に驚きです。一虎のビジュアルが好きだったんですけど、未来の一虎もすごく良いですね!
後ろ姿がまるで場地のようでしたが、あえて髪型を寄せているのかなあ…。
そして黒龍組が登場しましたね。
現代の八戒から想像も出来ないくらい、中学時代の八戒はまだ良い子に見えますがここから何がどうなるんだろう。
稀咲がタケミチに放った「じゃあな…オレの”ヒーロー”」という言葉も気になりすぎます!
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