2021年春にアニメ化された東京卍リベンジャーズ【第5巻】を読んだので、あらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
不良だった主人公が中学時代へタイムリープ!
かつての恋人の命を守るために暴走族で成り上がっていく…
※以下ネタバレを含むので、先に無料で読みたいという方は下記から無料で読む方法をご覧ください。
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Contents
東京卍リベンジャーズ【5巻】のあらすじ
ドラケンの命は救えたのに、結局死んでしまったヒナタ。過去を変えるためには、元を正すしかない…!
自分が東卍のトップになることを目標にして、タケミチは過去にタイムリープするが、稀咲が東卍の三番隊隊長に任命されてしまう。
東卍の創設メンバーのうちの一人である馬地圭介、そして羽宮一虎が初登場します◎
この先ネタバレを含みます。アニメ派の方や未読の方はお気を付けください。
東京卍リベンジャーズ【5巻】のネタバレ
【34話】Darkest Hour
「なんでだよ!? うまくいったハズなのに!」ヒナタの葬儀が終わってから、ナオトは地面に突っ伏した。
ヒナタの母は、タケミチに渡したいものがあるという。それはタケミチがヒナタにプレゼントした、四葉のクローバーのネックレスだった。
娘がいつも大事そうに身に着けていたというヒナタ母の言葉に、タケミチは目に涙を浮かべる。
千堂敦(アッくん)について調べてみたところ、今回の彼は結婚して子供もいたとナオト。しかし家族は現在行方不明になっており、家族をダシに脅されていたんだろうとナオトは推測する。
結局何も変えられなかったとうなだれるナオトだったが、否定するタケミチ。
ドラケンを救っても未来が変わらなかったのは、東卍が巨悪化した原因はドラケンの死によるものではないからだろうと言葉を続ける。
東卍を潰さないと何も変わらないのだ。そのために、過去の東卍のトップになると言うタケミチに「そんな無茶な話…」と諦め気味なナオトだったが、
「ヒナを救えるなら
どんな無茶でもする!!」
とタケミチ。
無茶苦茶な発想だと言いながらも、ナオトはタケミチにお礼を述べた。
ドラケンとマイキーの二人が揃っていながら、どうしてこんなことになってしまったのか。ナオトは、ドラケンの今について調べてみることにした。
2017年10月20日。タケミチは留置所で、ナオトと待ち合わせをしていた。
ドラケンこと龍宮寺堅(りゅうぐうじけん)は今の東卍には存在しておらず、現在死刑囚だという。
「久しぶりだな”タケミっち”
無事でよかった」
ガラス越しに、タケミチはドラケンと再会した。
【35話】Odds and Ends
ナオトと共に、ドラケンと面会するタケミチ。
タケミチは、ドラケンが何故殺人を犯したのか、東卍はどうなったのかを尋ねる。
「オレは自分のしたことを後悔してねぇ
ここにいるのも当然の報いだ
東卍がこんな事になっちまったのも
……オレのせいだ
オレが”アイツ”を止められなかったから」
話してくれるドラケンだったが、タケミチが”アイツ”?と聞き返しても、そこに対しての答えはない。
東卍はオレの全てだったとドラケン。もう一度人生をやり直しても、同じ行き方を選ぶと言葉を続ける。
しかし、もし本当にやり直せるのならば一つだけやらないといけないことがあるようだ。
それは稀咲を殺すことだと、顔に怒りを滲ませながら言うドラケン。
驚くタケミチだったが、そこで面会終了の時間が来てしまう。
殺されかけたから自分を尋ねてきたのだろうと言い、ドラケンはタケミチに東京から離れることを提案する。
かつてはマイキーに心酔していた稀咲だったが、いつしかそれは憎悪に変わってしまったらしい。
「稀咲はマイキーの大事なモン全てを奪いたいんだよ」
その台詞を最後に、面会は終了した。
死体の横に佇む過去のドラケンに「ご苦労様」という言葉をかける稀咲。その時のことを回想しながら、ドラケンは塀の中で天を仰いだ。
【36話】Anyone’s guess
稀咲とは何者なのかとナオトに尋ねるタケミチ。
稀咲鉄太(きさきてつた)は現・東京卍會の最重要人物の一人にして”総長代理”だという。
ナオトの読みでは、彼がヒナタを殺し続けている張本人であるようだ。ナオトたち警察も総力を挙げて捜索しているが、尻尾すら掴めていないという。
タケミチ自身、過去でもまだ一度も会えていない。
やはり自分が東卍のトップになって、稀咲を止めるしかないとタケミチ。パーちんが抜けた今、参番隊の隊長枠が空いている。
そこを狙ってまずは隊長になるというタケミチの考えに、めちゃくちゃな案だと返すナオト。
しかし最後は、なんだかんだこれまでもミッションを成功してきたタケミチを信じると言うナオトだった。
- なぜヒナタの現場に半間がいたのか
- なぜタケミチがヒナタをふった事になっているのか
- なぜドラケンは死刑になってしまったのか
- そして稀咲は何者で、なぜマイキーを憎むようになってしまったのか
これらの疑問を解決するために、タケミチは再び過去へとタイムリープした。
決意固く過去に戻ったタケミチだったが、飛んだ先はなんと銭湯だった。
「ばあ♡」
と明るく笑いながら、お湯の中から顔を出すマイキー。
一方ドラケンは、シャンプーハットをかぶりながら頭を洗っているところだった。
ドラケンはシャンプーが目に入るのが怖いらしい。
お風呂から上がり、東卍の集会に向かう3人。
どうやらこれから、新 参番隊隊長の任命式が始まるらしい。
【37話】Enter the stage
「参番隊隊長! 前に出ろ」とマイキー。
一瞬自分の事かと思うタケミチだったが、マイキーに呼ばれ前に出る者がいた。
なんと新しい参番隊の隊長は、稀咲鉄太(きさきてつた)だという。
全ての元凶である稀咲が突然現れたことで、動揺するタケミチ。
稀咲がマイキーに背を向けて座った事、そして愛美愛主(メビウス)出身であることから、引っ込めコールが出るも、黙れ!とドラケン。
東京卍會はこれから芭流覇羅(バルハラ)とぶつかるのだ。新興勢力である芭流覇羅は、愛美愛主なんで目じゃないほどに大きいチームだとマイキー。
芭流覇羅に勝つために、東卍も勢力を拡大させる必要があり、そのためには愛美愛主をまとめあげた稀咲の力が必要だと続ける。
そのために、稀咲が参番隊の隊長に任命される運びとなったようだ。
任命式が終わり、解散する東卍。
しかし帰ろうとする稀咲に、いきなりタケミチは殴りかかった。
【38話】Break up
稀咲が東卍に入り、しかも飛び級で隊長になったことで焦り、思わず稀咲を殴ってしまったタケミチ。
「東卍でもねぇテメーが何やってんだ!?
タケミっち!!!
任形式潰す気か!?」
これには流石のドラケンも驚いたようだ。
そこに、「オモシレェ事になってんじゃん!」と壱番隊の隊長である場地(ばじ)が登場し、タケミチの顔面に殴りかかった。
更に殴ろうとする馬地を三ツ谷は止め、「オマエ…何がしてぇの?」とタケミチを問いただす。
馬地は内輪もめで、集会出禁になっていたようだ。「何しに来た?」と馬地に尋ねるマイキー。
馬地は東卍を辞め、芭流覇羅(バルハラ)に行くという。
そして稀咲に殴られ、気を失うタケミチであった。
タケミチが我に返ると、側にはマイキーがいた。
稀咲…気に入らない?とタケミチに尋ねるマイキー。そして「組織をデカくするのはしんどいね」と言葉を続けた。
どうやらマイキーはタケミチに頼みがあるらしい。
【39話】My buddy
自分には幼馴染がいるとタケミチに話すマイキー。それが馬地圭介(ばじけいすけ)だという。
近所に住んでいるというだけで、別に仲良いわけではなく、馬地は会うたびに喧嘩をふっかけてきたとマイキー。
眠いだけですれ違う人を殴ったり、お腹が減ったからと言って車にガソリンを撒いて火をつけたりと、昔から何を考えているのか分からないやつらしい。
しかしそれでも、東卍の創設メンバーだと話すマイキー。
東卍は中1の時に、ドラケン・三ツ谷・パーちん・馬地・マイキーの5人で作ったチームだと言葉を続ける。
マイキーのタケミチへの頼み事とは、馬地を芭流覇羅(バルハラ)から連れ戻すことだった。
「オレ アイツの事
大好きなんだ」
マイキー君の頼みなら、と快諾するタケミチ。しかしその代わりに、稀咲を東卍から外すことをお願いする。
するとマイキーは、あっさりと「いいよ」と言ってくれた。
稀咲がやばい奴なのは、マイキーも承知の上のようだ。しかしそれと同時に、稀咲の力を認めてもいるとマイキー。
「オレに貢献しろタケミっち
オレに交換条件を出したんだ
失敗したら____
殺す」
そう言って、タケミチを凄むマイキー。そして三ツ谷の名前を呼んだ。
トイレを探していたら話し声が聞こえ、三ツ矢はそのまま立ち聞きしてしまっていたという。
「オマエんトコ(弐番隊)にタケミっち入れる事にした」と三ツ谷に話すマイキー。
「タケミっち
今日から正式に東卍のメンバーだ
ヨロシクな♡」
実はまだ東卍のメンバーですらなかったタケミチ。しかし目的は出来た。馬地を連れ戻せば、稀咲を東卍から追い出せるかもしれない。
そもそもなんで馬地は東卍から抜けたのか。
そう考えていると、お守りと写真が落ちていることに気づくタケミチ。写真には、6人の人物が写っていた。
マイキーとドラケン、三ツ矢、パーちん、馬地、そして馬地と仲良さそうに肩を組むもう一人…。
東卍の創設メンバーは5人のはずである。
その頃馬地は、写真に写る6人目の人物、一虎(かずとら)に会いに行っていた。
【40話】No pain,no gain
学校にて、どうやって馬地を連れ戻したらいいのか悩むタケミチ。
そこへ、タケミチが東卍のメンバーになったことを聞きつけたアッくん達がやってきた。
馬地を芭流覇羅(バルハラ)から連れ戻さないと、マイキーに殺されるということをタケミチは相談してみることにした。
東卍の内部事情も、芭流覇羅のことも何も知らないと嘆くタケミチだったが、”不良辞典”であるヤマギシが説明してくれることとなった。
- 東卍は計100人から成る巨大暴走族グループ
- 隊長:マイキー
- 副隊長:ドラケン
- 隊長・副隊長と5つの部隊から構成される
- 部隊はそれぞれ20人くらいの構成員がいる
ちなみに元参番隊の副隊長だったぺーやんは、弐番隊に入ったようだ。つまりタケミチと同じところである。
捕まったパーちんの代わりに参番隊隊長に収まったのが、元愛美愛主(メビウス)の稀咲だ。
- S63年生まれの長内たちと、H2年生まれの稀咲たちは元々対立していた
- 長内がマイキーに負けたことで、事実上メビウスは解散した
- 稀咲率いる”H2年組”は東卍に入った
- 残った”S63”と”H1”をまとめたのは半間修二
- 半間が元メビウスと反東卍勢力をまとめて作ったチーム
- 構成人は300人
- 半間は総長代理(NO.2)で本当の総長は誰も知らない
- バルハラは”首のない天使”と呼ばれている
馬地を東卍に連れ戻すには、とにかく馬地本人に会うしかなさそうだと考えるタケミチ。
そこへタケミチを尋ねてくる者がいた。
反東卍勢力をまとめあげた、芭流覇羅(バルハラ)のNO.3である羽宮一虎(はねみやかずとら)だ。
タケミチを連れ出し、いきなり芭流覇羅のアジトに行こうという一虎。
【41話】Double cross
タケミチに突然接触してきた、芭流覇羅(バルハラ)のNO.3である羽宮一虎。
馬地に会えるかもしれないが、芭流覇羅のアジトへ足を運ぶことに不安を覚えるタケミチ。しかしヒナタの姿を目にし、決意を固める。
ヒナタを守るためなら、どんなことでもすると決めたのだ。
タケミチと同じ中学だという一虎。
しかしいくら学年が違うとはいえ、一虎君みたいな有名人がいたらもっと騒がれていると思うけど…と話すタケミチに、学校は1年の1学期しか行っていないと一虎。
一虎は少年院にいたらしい。
話しているうちに、芭流覇羅(バルハラ)のアジトに到着した二人。昔潰れたゲームセンターがアジトのようだ。入り口には、芭流覇羅の異名である首のない天使のイラストが描かれている。
アジトでは、馬地が誰かを殴っていた。
東卍から芭流覇羅に入ってきた馬地の”信仰”を試すために、東卍の一番隊副隊長である、馬地の一番の腹心を殴らせているという。つまり”踏み絵”だ。
一虎に用意が出来たかと尋ねる半間。まさか自分が次の踏み絵となるのではと、タケミチの不安をよそに”証人喚問”が始まった。
【42話】Once upon a time
東卍の創設メンバーであり、壱番隊の隊長でもあった馬地圭介(ばじけいすけ)。
そんな彼が芭流覇羅(バルハラ)に入りたいと言っているため、東卍のスパイではないのかどうかを確かめるようだ。
そのためにタケミチが呼ばれたという。
東卍の集会で馬地がなんと話したか、タケミチに尋ねる半間。タケミチは、馬地がみんなの前で芭流覇羅行くことを告げたこと、そして東卍は敵だと言っていたことも話した。
馬地は戦力でも使えるし、自分が年少に行っていて不在にしていた間の東卍にも詳しいと、言葉を添える一虎。
馬地が仮にスパイだったとしても、芭流覇羅に入れる価値はあると後押しした。
「いいんだな? 馬地
オレ達は東卍を潰す
そしてマイキーを殺す」
一虎は、馬地の意思を確認し、馬地は芭流覇羅一員として迎え入れられることになった。
東卍の創設メンバーなのに、何故裏切れるのかと問いただすタケミチだったが、「一虎も創設メンバーの一人だぜ?」と返す馬地。
タケミチが拾った写真に写っていた6人目は、一虎だったのだ。一虎は東卍を憎んでいるのだという。
2003年、馬地たちが中1だったころの夏。東卍の特攻服が出来上がり、創設メンバーである6人は喫茶店に集まっていた。
特服に着替え、仲良く記念写真を撮る6人。しかしこの後、予想外の事件が起きたという。
東京卍リベンジャーズ【5巻】の感想
今回から副題の最初の文字が、Rじゃなくなりましたね。
全部Rから始まる言葉で縛っていくのかなと思いましたが、流石に難しいからでしょうか。それとも他に何か意味があるのかな…?
お湯の中から顔を出すマイキー可愛すぎる
中3でシャンプーハット使うドラケンも可愛い。シャンプーが目に入るのが怖いという理由も可愛い。
みんな大人びているし、読んでいると皆の年齢を忘れてしまうけれど、主要人物は大体中学生なんだよなあ。
次巻では、東卍創設の頃の話が深堀されそうで楽しみです♪
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