2021年春にアニメ化された東京卍リベンジャーズ【第4巻】を読んだので、あらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
不良だった主人公が中学時代へタイムリープ!
かつての恋人の命を守るために暴走族で成り上がっていく…
※以下ネタバレを含むので、先に無料で読みたいという方は下記から無料で読む方法をご覧ください。
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Contents
東京卍リベンジャーズ【4巻】のあらすじ
とうとう愛美愛主(メビウス)と東卍(トーマン)の決着がつきます。
無事にドラケンの命を救うことが出来たタケミチでしたが、ヒナタが死ぬ未来はやはり変わらなくて…?!
芭流覇羅(バルハラ)の初代副総長である、半間修二(はんましゅうじ)が初登場するのもこの巻です。
この先ネタバレを含みます。アニメ派の方や未読の方はお気を付けください。
東京卍リベンジャーズ【4巻】のネタバレ
【24話】Revoke
愛美愛主(メビウス)との抗争にて、やっとキヨマサを発見したタケミチだったが、キヨマサの手には血の付いたナイフが握られており、その傍らにはドラケンが倒れていた。
ドラケンが刺されたことを知り、駆けつけようとするマイキー。しかしメビウスを仮で仕切っているという半間 修二(はんましゅうじ)に邪魔をされてしまう。
すぐには通してくれなさそうなので、マイキーはタケミチにドラケンを頼む。
血反吐を吐くドラケンを背負い、病院へと向かうタケミチ。そこへ、ヒナとエマが現れた。救急車を呼んでくれたようだ。
しかし救急車が到着する前に、キヨマサ達に見つかってしまった。
タケミチが絶望していると、
「ヒナちゃんとエマ連れて逃げろ」
とドラケン。
オレ今逃げようとしてた…?
それを察して…?
ボロボロになりながらもタケミチの身を案じてくれたドラケン。そんな彼の言葉に勇気を貰ったタケミチは、自分を奮い立たせる。
タケミチがここで逃げてしまったら、未来が変わらない。アッくんも、ドラケンも、ヒナも死んでしまうのだ。
みんなの為だけじゃない!
オレの…オレ自身の戦いだ!
気合を入れなおし、キヨマサに立ち向かおうとするタケミチだった。
【25話】Rerise
喧嘩賭博のタイマンの決着がまだついていなかったと、キヨマサに言うタケミチ。
「どう見てもてめぇの負けだろーが!」とバカにするキヨマサだったが「負けてねえよ」とタケミチは返す。
「タケミっちに一億円!」
タケミチの心意気を受け、乗るドラケンに続き、ヒナとエマも『タケミチ君に一億円』と続く。3人とも、タケミチの勝利を信じてくれている。
勇気づけられ、前に出るタケミチだったが、キヨマサに手を刺されてしまう。彼はタイマンなんてする気がなかったのだ。
自分の中学時代を振り返るタケミチ。当時は東京一の不良になれると思っていた。しかしそんな夢も、キヨマサ達にボコボコにされ下僕となったことで、すぐに打ち砕かれた。
オレのダメな人生はキヨマサのせいだ
運が悪かった
タケミチはずっと、そう思って生きてきたが、実は自分のせいであることに気づく。
一度負けたくらいで立ち向かわなかったオレの弱さのせいだ
痛みをこらえ、タケミチはキヨマサにタックルをしかける。しかし彼はびくともしない。
みっともないとキヨマサの仲間に詰られながらも、なりふり構わず立ち向かっていくタケミチ。
ダサくていい
みっともなくていい!!
マイキー君になれなくたっていいっ!!
オレはッッ
花垣武道だ!!!
そう叫びながら、タケミチは背後からしがみついたまま、キヨマサの首を絞めた。
【26話】Realize
タケミチに首を絞められ、気を失うキヨマサ。タケミチの根性勝ちだ。
しかしキヨマサが倒れても、まだキヨマサの取り巻きはたくさん残っている。
ヒナとエマに逃げるように言い、タケミチはふらふらになりながらも、ドラケンと二人でキヨマサの仲間に立ち向かおうとする。
結局 未来は変えれなかった
でも精一杯やった
最後まで下は向かねぇ!!
するとそこへ、タケミチの同じ中学のツレであるアッくん達が現れた。
【27話】Regain
「オレらに任せろ!」と意気揚々と現れたタケミチの仲間たち。
キヨマサの連れにボコボコにされながらも、溝中の皆は立ち向かう。タケミチの『絶対負けない』精神が受け継がれているのだ。
そこへようやく、救急車と警察がやって来た。キヨマサをその場に放置し、バックレるキヨマサの取り巻き達。タケミチ達の勝ちだ。
オレ似合わない事ばっかしててずっと空回りしてて…
でもムダな事なんて一個もなかった
アイツらがちゃんと見ててくれたから
画面は変わり、愛美愛主(メビウス)と東卍(トーマン)の抗争の現場へ。
大勢が倒れる中、怪我したりしながらも立っている東卍の幹部たち。
半間と対峙したマイキーは息すら上がっていなかった。
そこへ何者かが半間を呼びに来る。
「もうすぐ関東最凶の暴走族連合が誕生する!
”芭流覇羅(バルハラ)”だ!オレは”芭流覇羅”初代副総長 半間修二
覚えておけマイキーこの先”東卍”に平和はねぇぞ」
そう言って立ち去る半間。彼は愛美愛主(メビウス)を仮で仕切っていると言っていたが、芭流覇羅の初代副総長でもあったのだ。
一方、ドラケンは救急車で運ばれていたが、かなり危険な状態にいた。
キヨマサに勝ったところで、ドラケンが亡くなってしまったら元も子もない。傍らで見守るタケミチが必死に願っていると、ドラケンは目を開け、微笑んだ。
「マイキーを…頼む…」
次の瞬間、ドラケンの心拍が停止した。
その頃マイキーは必死に愛車を走らせ、ドラケンの元へと向かっていた___。
【28話】Reel
医師から「覚悟してください」と言われ、泣くエマ。
そこへ三ツ谷とぺーやんも駆けつけてきた。タケミチから状況を聞く二人。
するとマイキーも到着した。動転したり、泣いたりする皆をよそに「病院なんだから静かにしろ!」とマイキー。
「ケンチンはさ
昔っから言ったことは絶ッ対ェ守る奴なんだ
こんなトコでくたばんねぇよ
そんな不義理 絶ッ対ェしねぇ」
「アイツ
オレと天下獲るって約束したからな」
ニコッと笑い、ドラケンを信じるよう皆に言うマイキー。
皆の願いが届いたのか、手術は成功し、ドラケンは一命をとりとめた。
外で待っている東卍メンバーに、知らせに行こうと三ツ谷。しかしぺーやんは皆に合わせる顔が無いという。
そんなぺーやんに、パーちんを思っての行動だと皆分かってくれると三ツ谷は諭す。そしてパーちんのことを一番考えていたのはドラケンだと続ける。
ドラケンはなんと、親族しか面会を許されていないにも関わらず、毎日パーちんの親と面会に行っていたのだ。会えないけれど差し入れを持ち、面会中は外でずっと一人で待っていたという。
そんなドラケンをハメたんだから、ちゃんと謝れよと三ツ谷。そして「おかえりぺーやん」と言う三ツ谷に、ぺーやんは涙を流して頷いた。
ドラケンを守るというミッション成功に、喜ぶタケミチ。しかしマイキーの姿が見当たらない。
探しに行くと、マイキーは1人涙を流していた。マイキーはみんなを励ます為に、気丈に振舞っていたのだ____。
【29話】Respect
8月3日の大抗争から1週間。タケミチは一躍、時の人となっていた。
抗争を鎮めた人、マイキーとドラケンの喧嘩を止めた人、そしてナイフで手を刺されながらもキヨマサに立ち向かったことが噂として伝わり、不良の皆から一目置かれているタケミチ。
ちやほやされるのが楽しすぎて、タケミチはまだ未来に帰らないでいた。
しかしドラケンのお見舞いに行くと「何調子こいてんだよテメー?」と釘を刺されてしまうのだった。
そしてマイキーからの預かりものがあるとドラケン。
それは”東卍(トーマン)”立ち上げの時にマイキーが着ていた特攻服だった。”東卍”にとっては命のように大事なものである。
”着るか着ねぇかはオマエ次第
でもオマエに持っていて欲しい”ってよ
マイキーからの言葉をタケミチに届けるドラケン。
そしてタケミチが東卍の恩人であることは、みんなが認めていると言葉を続け、ドラケンはタケミチに「ありがとう」と頭を下げた。
屋上にマイキーがいることをドラケンから聞き、会いに行くタケミチ。
- 何のために半間は東卍の内部抗争を企てたのか
- なぜキヨマサ一派を使ってケンチンを殺そうとしたのか
これらの疑問をタケミチにぶつけるマイキー。
そして一番の謎は、内部抗争のこともケンチンが狙われていることもいち早く気づいて止めようとしていたタケミチの存在だと言う。
「オマエは一体何者だ?」
応えかねるタケミチだったが、マイキーは「まぁいーや オマエのおかげでケンチン助かったワケだし」と笑いかけ、握手を求めた。
「ありがとな
……タケミっち」
マイキーやドラケン、アッくんたちとずっと一緒にいたいが、帰らなくてはと考えるタケミチは、過去に戻るためにナオトの家に向かった。
【30話】Recept
ナオトの家を訪問すると、「タケミチ君はいつも急に来るね」と言いながら、ヒナタが出てきた。
タケミチは、四葉のクローバーのネックレスをヒナタにプレゼントする。
埋め合わせのつもりのお祭りだったのに、結局巻き込んでしまったから埋め合わせの埋め合わせだとタケミチ。
しかし実際のところは、”12年前のヒナタ”とはもう会えないから、何か形に残したいという気持ちをも込められていた。
大事にするねとヒナタがお礼を言っていると、ナオトが現れた。握手を求め、タケミチは過去に戻る。
ドラケンの死を止めたことで、現代の東卍のNO2はドラケンのままのはずである。つまり東卍が巨悪になることもないしヒナタが巻き込まれて命を落とす未来も変わっているはずである。
目を覚ますとタケミチは、DVDショップでバイトをしており、店長に怒られているところだった。スマホで検索してみると、ヒナタの死は報道されていない。
全部夢だったのかと混乱するタケミチだったが、手にはキヨマサから刺された傷跡がしっかり残っている。
そもそもタケミチは、バイトを首になったはずなのだ。しかし携帯には、ナオトの電話番号は登録されていない。
困惑していると、スケジュール通知が届いた。どうやら今日タケミチは、美容院に行く予定があったらしい。
足を運んでみると、そこには美容師になったアッくんがいた。
一番最初のお客はタケミチという約束を、アッくんは果たそうとしてくれているのだ。
未来が変わったことを喜ぶタケミチ。そこにナオトから電話がかかってくる。
ナオトはタケミチをねぎらい、ヒナタに会いに行こうと提案した。
【31話】Recognize
ナオトの車に乗り、現代のヒナタに会いに行くことにしたタケミチ。
久しぶりの再会に胸を躍らせ、「変わってるのかなーヒナ」と言うタケミチに「当たり前じゃないですか。君と別れてから12年も経ってるんですよ。立派な大人です」とナオトは返す。
ヒナタは今、小学校の教師をやっているという。
ヒナタの住むマンションに着いたところでタケミチは、やっぱり会うのは止めておくとナオトに告げた。
確かにタケミチは過去を変え、ヒナタの命を救ったがヒナタはそれを知らないのだ。
現実は12年会っていない単なる元カレだし、タケミチ自身26歳童貞フリーターのままだ。
マンションから去ろうとするタケミチだったが、玄関でヒナタと出くわし、中学生当時と変わらない目をしたヒナタを前にしてボロボロと泣き出してしまう。
そんなタケミチにヒナタは、
「タケミチ君はいつも急に来るね」
昔と変わらない台詞を言うのだった。
【32話】Rebuild
ヒナタの部屋にて、もじもじしているヒナタとタケミチ。そんな二人の姿を見たナオトは、タケミチを置いて帰ろうとするがタケミチは泣いて縋る。
「タケミチ君は変わらないね」
そう言ってくすっと笑うヒナタの首元には、タケミチが昔プレゼントした四葉のクローバーのネックレスがかかっていた。
ナオトの提案で、ドライブしに行くこととなったタケミチ達。
もしかしてヒナタもまだ想ってくれているのではと一瞬喜ぶタケミチだったが、たまたま同じデザインのものを最近買ったのかもしれないと思いなおす。
ヒナタはナオトに車を停めるように言い、2人は少し歩くことになった。
「懐かしいなぁこの公園」と言うヒナタに、「思い出の場所かなんか?」と尋ねるタケミチ。
ヒナタは眉をひそめ、ここはイブの夜に好きな人と来たところだと言う。
所詮自分は12年前に振られた元カレだ、と自分を諫めるタケミチ。
「今でもその人が忘れられないの
イブの夜 ここで振られたんだ」
「なんで振られたの?
今だにわかんないよ
教えてよ…タケミチ君」
しかしヒナタの忘れられない人はタケミチであり、この”現代”では振ったのはヒナタではなくタケミチからのようだ。
混乱しているため、タケミチは一旦トイレで顔を洗うことにした。
そんなことがあるわけがないと我に返るタケミチだったが、うじうじしていても仕方がない。
ヒナタに告白することを決めトイレから出ると、
「あれ? 車 乗ってねーじゃん」
とタケミチの顔を見て独り言を言う人がいた。
それは過去に、仮で愛美愛主(メビウス)を仕切っていた半間だった。
嫌な予感がして駐車場に戻るタケミチ。
しかし目の前で、ヒナタの乗る車は別の車によって追突されてしまうのであった。
【33話】Revenge
タケミチの目の前で、車に追突されてしまったヒナタ。
駆け寄ると、追突車を運転していたのはアッくんだった。
自分自身も血まみれになりながら「なんでオマエが乗ってねぇんだ?」とアッくん。
「いつからこうなっちまったんだろう?
オレは今や稀咲の兵隊だ
東卍の奴らはみんな稀咲の言いなり」
ビルの屋上から飛び降りた時と、全く同じセリフを吐くアッくん。
そしてアッくんの乗る車は爆発した。
追突されたほうの車に近づくと、ヒナタはまだ息はあるものの、下半身は既に失われてしまっていた。
「この先も昔もずっと ずっと
愛してるっ!!」
泣きながら、死ぬ行くヒナタの上半身を抱きしめるタケミチ。
ヒナタから離れまいとするタケミチだったが、ヒナタは「大事な人にまで死んで欲しくないの」と言い、タケミチを突き飛ばす。
と、同時に、ヒナタが乗る車にも火が引火して燃え移り、そのままヒナタは帰らぬ人となった…。
「絶っ対ぇ助けるから
何度失敗しても
何度でも
何度でも
君が助かる未来に辿り着くまで
絶っ対ぇ折れねぇから」
タケミチは、ヒナタの命を救うために、自分が東卍のトップになることを決意した。
東京卍リベンジャーズ【4巻】の感想
ドラケンまさかここで退場してしまうのかなと心配していたのですが、死ななくて良かった~~~!
皆の前では気丈に振舞いつつも、ドラケンが命を取り留めたことを知ると、独り隠れて号泣するマイキーの姿に胸を撃たれました。
ドラケンとマイキーの絆、良いですよね。
そしてアッくんが夢を叶えて美容師になっていて嬉しかったです。
おおっ!と思いましたが、まだ稀咲から逃れることは出来ていない模様。
タケミチが過去を変えようと頑張っても、結局ヒナタが死ぬ運命は変わらない…。まるで何かの邪魔が入っているようだなあと感じました。
そういえばマイキーは何か感づいている様子でしたね。タイムリープという発想には至らなくても、タケミチは未来に起きることを知っているのでは?と予測していそうな気もします。
5巻も楽しみです!
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