東京卍リベンジャーズ【27巻】ネタバレ・感想｜漫画とRPGのネタバレあらすじ感想紹介サイト

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— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) December 8, 2021

殺意のこもったマイキーの拳によって、殴られたタケミチ。気が付くと、タケミチは病院に寝ており、傍らにはココが座っていた。

ココ曰く、助けに入ったのは千咒でタケミチは3日寝ていたという。

千咒がマイキーに頭を下げ、梵の解散を宣言したことで抗争は終わったようだ。

ドラケンとサウスという2名の死者を出した三つ巴の三天戦争。関東卍會が六波羅単代を吸収し、関東卍會が天下を取ったのだ。

ココが退出してから、タケミチはマイキーについて考えていた。

本気で自分を殺そうとしていたマイキー。もうマイキーは、タケミチの知るマイキーではないのだ。

夕方になると、千冬がタケミチの病室を訪ねてきた。ドラケンの葬儀に行ってきたと言う。

何があったのかとタケミチに詰め寄る千冬。未来でみんな上手くいっていたと聞いたのになんで戻ってきたのか。

「オマエのせいでドラケン君は！！！」

感情を吐露する千冬だったが、言いすぎたことに気が付いてハッと口をつぐむ。

謝る千冬に、タケミチは「全部オレのせいだから」と返す。

一人にして欲しいとお願いするタケミチに、千冬は「はやく怪我なおせよ…そしたら思いっきりぶん殴ってやっから」そう言って病室を後にした。

誰も巻き込みたくないと考えるタケミチは、ここからは自分一人で戦うことを決意していた。

【東リべ235話ネタバレ】Just be yourself

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— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) January 5, 2022

三天戦争から1週間経った2008年7月15日。

タケミチの元には、溝中5人衆やパーちん、ぺーやん、八戒、双子たちが続けて訪れていた。

「ゴメンなオレらなんにも知らなくてさ」とアングリー。スマイリーも「一番つれぇのはオマエだよな」と言葉を続ける。

黙ったままのタケミチに、ぺーやんは「なんかあったら相談しろよ！オレら絶ッ対ェ力になるから！」と励ました。

しかし『自分一人で皆を守るんだ』というタケミチの決意はかたい。

花瓶の水を変えながら、タケミチが寝ていた3日間もみんな来てくれていたとヒナタはタケミチに話す。

「君は友だちに恵まれてるね」と言うヒナタに、タケミチは自分の我儘で皆を不幸にしていると告げた。

「だからオレ決めたんだ
　オレ一人で決着つける」

タケミチは「だからヒナも帰って」と言うが、ヒナタはタケミチをぎゅっと抱きしめた。

「まず泣こう？今君が一番しなきゃいけない事」

ヒナタの言葉に涙を零すタケミチ。

色んな思いがありすぎて張りつめていたタケミチの糸を、ほぐしてくれたのはヒナタだった。

【東リべ236話ネタバレ】Band of brothers

病院の屋上から、花火を見ているタケミチとヒナタ。

ヒナタのことを守りたくて頑張ってきて、でもいつしか自分の手に負えなくなって。それでもタケミチの守りたいものは全部マイキー君が守ってくれたと話すタケミチ。

だからこそ、マイキーだけが不幸なんてタケミチは嫌なのだ。

みっともなくてもいい。みんなを頼って巻き込んで……仲間と一緒にマイキーを助けるんだ！とタケミチは決意する。

「決めたよヒナ
　今度はオレが…オレのチームを創る！！
　最っ高のチームを！！！」

それから1か月後。全快したタケミチは、チームを創るために動き出した。

まず誘いたい1人目は千冬だ。

ペットショップでアルバイトをしている千冬に、チームを創ろうと思っていることを話すタケミチ。

「迷惑だろうけどさ
　一緒に戦ってくんねぇか千冬」

タケミチの言葉に、千冬は「辞表出してくるから待ってろ！」と快諾し、「待ってたぜ相棒」と言ってくれたのだった。

千冬がチームに入る条件は一つだという。”サウザンドウィンターズ”、つまり千の冬…千冬の名前をチーム名にすることだ。

チームのマークも考えてあるという千冬だった。

【東リべ237話ネタバレ】Make allies

#週マガ 7号発売中！！ #東京卍リベンジャーズ最新話も掲載。タケミチの決断は決まった！！周りの人々の反応とは…！？あのマークもまたまた登場！！ pic.twitter.com/Tee4KSwOek

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3人目の仲間は八戒だ。千冬に続き、八戒もすんなり快諾してくれた。

チームに入るにあたって、Tシャツを手渡す千冬。千冬の考えたサウザンドウィンターズ（TW）の特攻服だという。胸の所には千冬の考えたマークも入っている。

これを着て関東卍會と戦うのかと嫌そうにする八戒だが、「かっけぇだろ？オレの才能が迸っちまった」と千冬は自信満々だ。

そして3人は、タケミチにつられてドラケンとイヌピーのバイク屋へ向かった。

タケミチはイヌピーを勧誘しに来たのだ。

ドラケンに”マイキーを頼む”と託されたと話すタケミチ。

関東卍會と戦うために創ったチーム、TWについてきてくれませんかとタケミチが頼むと、

「頼まれるまでもねぇ！
　オレがオマエを選んだんだぜ」

と了承してくれるイヌピーだった。

あの三天戦争があった日。瀕死のタケミチを背負い、ココはイヌピーのバイク屋を訪れた。

「こいつを病院に…」というココの言葉を受け、イヌピーが車を出す。タケミチを病院に連れて行ったのはココとイヌピーだったのだ。

タケミチがマイキーにやられたことや、千咒やサウスのこと、三天時代が終わったことをココから聞くイヌピー。

「これからは佐野万次郎の時代だ！」

そう言って立ち去ろうとするココに、イヌピーは「ココ！幸せか？」と問いかける。

赤音を忘れる人生もあると言葉を続けるイヌピーに、ココは幸せに決まってる、マイキーについていればずっと勝ち馬に乗っているようなものだと返した。

「イヌピーオマエはいい奴を選んだな」最後にココは、そう言ってにっこり笑った。

この日のことを思い返していたイヌピー。しかし千冬にTWのTシャツを見せられると、唾を吐き「そんなダセぇモン着れるか」と言い放つのであった。

【東リべ238話ネタバレ】Really into it

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— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) January 19, 2022

3人の仲間を得たタケミチ。今のTWに足りていないのは”センス”と”参謀”だと言い切る。

頭脳明晰でセンスがある人と言えば三ツ谷だ。

八戒の案内で、三ツ谷の住まうアパートを訪ねるタケミチたち。

「ターカーちゃんあーそーぼー！！！」八戒は声をあげる。昔からこうやって呼んでいるのだという。

しかしドアから出てきたのは三ツ谷の妹、ルナだった。

三ツ谷は1週間後の日本服飾文化新人賞に向けて追い込み中だという。

でも賞とか嫌いって言ってなかったっけ？と言う八戒に、ドラケンのことがあってから、ずっとご飯も食べないで三ツ谷は服を作り続けているとルナは説明した。

ルナに頼み、三ツ谷に会うことにしたタケミチ。しかし部屋に入ると、そこにいたのは不精髭を生やし、目の下にクマを作り、痩せて窶れはてた三ツ谷の姿があった。

マイキーと戦うこと、そのためにチームを創ったことを報告し、三ツ谷を勧誘するタケミチ。

三ツ谷は、雪が降りしきる日にドラケンと会ったことを思い出していた。

「東卍じゃない自分にもう慣れたか？」と三ツ谷に問いかけるドラケン。そして自分はいつまでも慣れなさそうなこと、だから不良の世界に戻ろうと思うということを三ツ谷に報告する。

「オレはマイキーを引きずって生きる
　オマエは絶ッ対ェデザイナーになれよ」

ドラケンのこの言葉があったから、約束を守るために三ツ谷は急いでいるのかと理解したタケミチ。

タケミチは千冬・八戒・イヌピーらに、三ツ谷は誘えない事、三ツ谷を応援しようと告げた。

それから1週間後。タケミチらは日本服飾文化新人賞の会場に訪れていた。

【東リべ239話ネタバレ】Steal the show

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— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) January 26, 2022

三ツ谷のステージを見に来たタケミチ、千冬、八戒。律儀にも、3人とも千冬のデザインしたTWのTシャツを着たままだ。

一方、舞台裏でステージへの準備を進める三ツ谷。なんと、中学の時の家庭科部の皆が無償で手伝ってくれたようだ。

三ツ谷の作った洋服のテーマは『双龍』だった。空を舞う二匹の竜をイメージして作った2着だ。

審査が終わり、優勝した三ツ谷。

しかし壇上に登る三ツ谷は、かつての東京卍會の特攻服に身を包んでいた。髪の毛は切り、頭からはかつてドラケンと図らずしもお揃いになった龍のタトゥーが見えている。

ステージ上で、先日冴えない後輩が尋ねてきたとスピーチする三ツ谷。

「そいつはオレにこう言った
　”かつての友と戦いにいく”と
　タケミっちオレも連れていってくれないか？」

三ツ谷はそういうと、せっかくの賞を辞退することを宣言した。審査員席からはブーイングの嵐だ。

しかし三ツ谷は、「どんなに最高の賞でも一緒に笑って喜んでくれる仲間見捨てるならそんなモンクソ以下だ！」と言い切るのだった。

【東リべ240話ネタバレ】Go into retirement

#週刊少年マガジン 10号発売中！！ #東京卍リベンジャーズ最新話も掲載！！あらたな仲間も集め、順調なタケミチ一行。だがまだどうしても誘いたい人間がタケミチにはいるというが…？ pic.twitter.com/1VnAFhpZyS

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東卍随一の頼れる男、三ツ谷が仲間になった。

チームのデザイナー兼参謀はクビだという事を、どうやって千冬に伝えようかと頭を悩ませるタケミチと八戒。

しかし千冬は自ら、自分の代わりにこのチームのかじ取りをお願いできないかと三ツ谷に頼む。自分に参謀は力不足だと感じていたようだ。

快諾し、服とかロゴも一からデザインすると言う三ツ谷だった。

三ツ谷経由で、パーちんとぺーやんも即決でチーム入りを決めてくれたようだ。イヌピーは河田兄弟に連絡を取ってくれたという。

これで9人。”新生チームタケミチ”の発足だ。

しかしタケミチにはもう一人どうしても誘いたい人がいた。千咒だ。

電話しても全然出てくれない千咒。困ったタケミチは武臣を頼ることにした。千咒は三天戦争以来、すっかりふさぎ込んでしまっているという。

千咒は、一人で元梵（ブラフマン）のアジトの階段に座り込んでいた。

マイキーどころかサウスにも勝てなかったと千咒。瓦城千咒はここでもう引退すると告げるも、タケミチは「まだ終わってない」と返す。

武臣も、千咒自身のせいで兄弟がおかしくなったと後悔しているのかもしれないが、自分が狂ったのも春千夜が出ていったのも千咒のせいではないと言葉を添える。

しかし千咒は、春千夜がやばいやつになったのもマイキーの”衝動”も、全部自分の責任なんだと話し始めた。

小さい頃、マイキーと場地、そして春千夜の3人はいつでも一緒だったという。

千咒はその3人の後ろをいつも追いかけていたのだ。

【東リべ241話ネタバレ】A forced smile

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宝物であるプラモデルの飛行機で遊ぶマイキー。

そんな姿を見て小3の千咒は「オレも欲しい！！｝と声をあげる。

武臣は、千咒の口が悪いのは春千夜がしっかり見ていないからだと、当時小4の春千夜を叱った。武臣はもう家を出てしまっているのだ。

「ゴメンタケ兄…」と素直に謝る三途。

今とはまるで違う様子の三途を聞いて、タケミチは驚きを隠せない。千咒たちの家は父子家庭で、おばあちゃんの家に預けられていたという。

だから武臣が父親代わりみたいなところがあり、千咒が粗相するといつも春千夜が武臣に怒られていたのだという。それでも春千夜はいつも自分に優しかったと千咒。

しかし、事件は起こった。

千咒のせいでいつも武臣から怒られること、だからもう千咒とは口をきかないと告げる春千夜。

春千夜はマイキーとか場地のように、もっと強くなって兄である武臣に言い返せるようになりたいのだという。

そんな折に、マイキーの大切にしていた飛行機のプラモデルを意図せず壊してしまった千咒。

誰が壊したのかというマイキーの問いかけに、千咒は思わずウソをついて春千夜と答えてしまったのだ。

気が付くと、手が赤く染まったマイキーが口が裂けた春千夜を見下ろしていた。ぶちキレたマイキーが春千夜に大怪我を負わせたのだ。

場地は止めたが、マイキーによって倒されてしまったようだ。

「笑えよ春千夜」というマイキー。

千咒は、三天戦争の時のマイキーの目を見て確信したという。この時の事件がきっかけでマイキーも場地も、そして春千夜も変わってしまったのだ＿＿＿。

だから自分がなんとかしたかったが、手遅れだと言う千咒。

そんな彼女に、自分はもっと失敗ばかりだし、これからひっくり返せるとタケミチ。

「だから千咒
　オレと一緒に行こう」

関東卍會をひっくり返すために、千咒を誘うタケミチだった。

【東リべ242話ネタバレ】Inherit the crown

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— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) February 16, 2022

タケミチは、マイキーとドラケンに貰ったバイクを眺めていた。マイキーのバブと双子だというこのバイク。

そして特攻服を貰った時のことも思い出す。ドラケンから託されたそれは、東卍立ち上げの時にマイキーが着ていた特攻服だった。

やっぱりチーム名はタケミっちが決めるべきだと三ツ谷に言われ、タケミチが考えた名前のは『東京卍會』だった。

1週間後の8月31日。タケミチ達は武蔵神社に集まっていた。

千冬は副総長、壱番隊の隊長はイヌピーが務める。弐番隊は三ツ谷が隊長で副隊長は八戒だ。

参番隊はパーちんとぺーやんコンビ、肆番隊は河田兄弟、そして伍番隊は千咒が務めることとなった。

溝中5人衆は壱番隊の隊員だ。彼らは、特攻服を作ってくれた三ツ谷に頭を下げた。

総長であるタケミチは、まず巻き込んですまないと謝罪した。

三天戦争でマイキーは昔のマイキーではないと思い知った事、でも自分はマイキーに勝ちたいこと。そしてこれから関東卍會をぶっ潰しに行くことを宣言する。

「オレは絶ッ対ェ勝つ！！
　負けたままじゃ終わらせねぇ！！
　だからみんなも諦めていたものを取り戻そう！！
　これはオレだけじゃない
　”オレたち”のリベンジだ」

タケミチは前を見据え、そう言い切った。最後の戦いが始まるのだ。

東京卍リベンジャーズ【27巻】の感想

サウザンドウィンターズっていうチーム名にしたいという千冬が可愛い巻でした。

かねてからマークをあたためていたというのも面白かったです。嫌がりながらもちゃんと来ているタケミチ、八戒、イヌピーも愛しい。

千冬が自分のセンスに対して自信満々なところもとても可愛かったです。

そして春千夜とマイキー、場地が幼馴染だったことに驚きました。

マイキーと場地のおさななコンビではなかったのか！！！

でも確かに武臣と真一郎君が友達であったなら、全然おかしくない話だったわけですよね。

東卍以降の春千夜は結構ぶっ飛んだ人物の印象でしたが、小学校時代の春千夜はどこかおどおどしていて、おとなしそうなのにもびっくりしました。

春千夜のあの口の怪我、マイキーが負わせたものだったんですね…。

大人になっても跡になって残ってしまうほどの大怪我なんて、マイキーの親が直々に武臣らの親に謝りにいくレベルの事件だと思うんですが…マイキーは祖父しかいないし、武臣のところも片親だったというからそんなことはなかったのかな。

そもそも、真一郎があの場にいたのかは分からないけれど、大人としてマイキーをたしなめるべきなのでは？と思ってしまいました。

確かに千咒のせいではないよ…嘘は良くないけれど…。

それはさておき、二代目東京卍會のメンバーが揃いましたね！

オレたちのリベンジだというセリフ、ぞくぞくしちゃいました。タイトル回収というか。

ここから本当に最終回に向けて盛り上がっていくんだろうな。

これからの展開も楽しみです✨

▽27巻の続きのネタバレ・あらすじはこちら

東京卍リベンジャーズ【243話】ネタバレ・感想「週間少年マガジン2022年13号」に掲載されている「東京卍リベンジャーズ」最新話243話のあらすじ、感想をご紹介。...

弐代目東京卍會メンバー一覧

二代目東京卍會
役職	名前
総長	花垣武道
副総長	松野千冬
壱番隊隊長	乾青宗
弐番隊隊長	三ツ谷隆
弐番隊副隊長	柴八戒
参番隊隊長	林田春樹
参番隊副隊長	林良平
肆番隊隊長	河田ナホヤ
肆番隊副隊長	河田ソウヤ
伍番隊隊長	瓦城千咒