2021年春にアニメ化された東京卍リベンジャーズ【第7巻】を読んだので、あらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
不良だった主人公が中学時代へタイムリープ!
かつての恋人の命を守るために暴走族で成り上がっていく…
※以下ネタバレを含むので、先に無料で読みたいという方は下記から無料で読む方法をご覧ください。
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Contents
東京卍リベンジャーズ【7巻】のあらすじ
いよいよ始まった東卍と芭流覇羅(バルハラ)の抗争。
タケミチは、マイキーが一虎を殺してしまわないために、馬地を守ろうと動く。しかし隙をついて、一虎は馬地を刺すことに成功する。
結果、ぶち切れたマイキーは一虎をタコ殴りにしてしまう。結局未来は変わらないのか…!?
この先ネタバレを含みます。アニメ派の方や未読の方はお気を付けください。
東京卍リベンジャーズ【7巻】のネタバレ
【52話】Never fear, I’m here
とうとう、東卍と芭流覇羅(バルハラ)の抗争が始まった。
マイキーに殴ろかかろうとする一虎だったが「テメーがマイキーに手ぇ出すなんて100年早えぇんだよ!」とドラケンに止められる。
しかしそんなドラケンを横から蹴っ飛ばすものがいた。半間だ。
マイキーと一虎が戦おうとしていることに気づき、タケミチが焦ってよそ見をしていると、横から芭流覇羅(バルハラ)の人が襲い掛かってきた。
やられる!と思わず目をつぶるタケミチだったが、三ツ谷が助けに入ってくれた。
お礼を言うタケミチに、「バカヤロウ!」と三ツ谷。
「テメーも弐番隊の一員だろーが!
よそ見してんじゃねーぞ!」
確かに、ここでやられてしまったら、何も出来ない。目の前の敵に集中しようとするタケミチ。
しかし本物の不良を前にし、タケミチはビビってしまう。すると千冬が、「正面の敵だけ見てろ 相棒」とタケミチの後ろに立ってくれた。
「背中はオレが守ってやる!
喧嘩にビビんねぇ奴なんていねぇよ
大事なのはさぁ
どう向き合うかだ!」
千冬に勇気づけられ、芭流覇羅に殴りかかるタケミチだった。
【53話】Turn around
混戦を極めている東卍VS芭流覇羅。ドラケンは三ツ谷に、大丈夫か尋ねる。
東卍150人に対し、芭流覇羅は300人もいる上に、芭流覇羅の方が歳も上でパワーが違うのだ。
「幹部だけが押していても、下の奴らが押され気味だ」と三ツ谷。
まだまだ敵はたくさんいるのに、東卍のチームは床に倒れている者も多い。
「ヤベぇな
気持ちで負けてる」
大将までを遠く感じているドラケンだったが、その時タケミチがふらふらになりながらも立ち向かっていく声が響いた。
タケミチの雄たけびを機に、再び闘志を燃やす東卍チーム。
「攻めあるのみ」
そう言ってドラケンは、半間の元へと一直線に向かっていく。
タケミチのお蔭で東卍の皆が奮い立ち、そのおかげでドラケンが自由に動けるようになったのだ。
「アイツは一人で戦況を変える!」三ツ谷のその言葉通り、一瞬で10人をぶっ飛ばし、あっという間に半間の元へ辿り着くドラケン。
「もー疲れ果ててちまってんじゃねーのかぁ?」と煽る半間だったが、ドラケンは「今ぁ準備運動が終わったトコだ」と言うのだった。
【54話】Below the belt
ドラケンVS半間が戦っている一方で、マイキーは一虎を追いかけていた。
足場の悪いところへ逃げ、なおかつ自分の手下にマイキーを襲わせる一虎。
「タイマンも張れねぇのか」というマイキーに、一虎は「タイマン? 誰がそんな約束したよ?」と返す。
マイキーを襲ってきた一虎の手下は、対マイキー用に用意した、喧嘩のエキスパートだという。一虎のいた少年院で最強だったようだ。
そして足場の悪いところへ誘い込んだ理由は、マイキーの核弾頭みたいな蹴りを上手く決まらせないためだという。
3対1で戦うマイキーは、とうとう一虎から一撃を食らい、倒れこんでしまう。
「一個だけ教えてくれ 一虎
オレはオマエの敵か?」
起き上がりながら、一虎に問いかけるマイキー。
マイキーのその言葉に、一虎は過去に誰かから言われた思い出していた。
『オマエはオレのモンだ 一虎』
【55話】No match for
一虎には、幼いころの記憶はあんまりない。覚えているのは振り上げられた拳と、怯える母の顔だけだ。
「オマエはお父さんの味方?
それともお母さんの味方?」
幼い一虎に、そう問いかける母親。「どっちもはダメ どっちかよ」
そして、「オレはオマエの敵か?」というマイキーからの問いに、「オレはオマエのせいで苦しんだ」と答える一虎。
「オマエのせいで年少にいたんだ」「敵に決まってんだろーが!」一虎は言葉を続ける。
「オレは邪魔なモノを排除する
知ってるか? マイキー
”人”を殺すのは”悪者”
でも”敵”を殺すのは”英雄”だ!」
マイキーを抑えておくよう手下に命令し、一虎はマイキーに殴りかかった。
手足を押さえつけられ、一方的に殴られるマイキー。
駆けつけようとするドラケンだったが、半間に止められてしまう。
「オレは英雄になる為に敵を殺す」
そう言ってマイキーの頭を殴る一虎だったが、「敵を殺す? そんな事で兄貴を殺したのか?」とマイキー。
そしてマイキーは、自分を押さえつけている一虎の手下ごと、一虎に蹴りを食らわせた。
【56話】The one
一虎を蹴っ飛ばし、座り込むマイキー。
今ならマイキーを倒せるのではと、芭流覇羅(バルハラ)の幹部たちが動き出す。
制止しようと走るタケミチだったが、芭流覇羅のチームに止められてしまう。
芭流覇羅の幹部である丁次(ちょうじ)によって、マイキーが潰されそうになるが、それを救ったのは稀咲だった。
「東京卍會 参番隊 隊長 稀咲鉄太
大将はウチの隊が責任持って守らせてもらう!」
しかし稀咲にのされた芭流覇羅の幹部の丁次は、稀咲の手下だ。
どういうことなのかとタケミチは一瞬混乱するが、稀咲はこの抗争でどっちが勝とうがどちらでも構わなかったということに気づく。
東卍が負けたら芭流覇羅として吸収すれば良いし、東卍が勝ったらマイキーを守って活躍して成り上がれば良いのだ。
「稀咲! よくやった!」と、稀咲を称え、「マイキーを任せた!」と言葉を続けるドラケン。
しかし次の瞬間、稀咲に殴りかかるものがいた。馬地だ。
【57話】Look up for
馬地が稀咲を殴ったことで、盛り上がる芭流覇羅(バルハラ)。
「やめろ馬地!」「オレらはオマエを連れ戻しに来たんだぞ!」ドラケンと三ツ谷が馬地に呼びかけるが、稀咲は倒れておらず、馬地は稀咲の手下によって反撃を食らう。
稀咲と更に戦おうとする馬地だったが、稀咲と馬地の間に、千冬が割って入った。
今ここで稀咲をヤるのはマイキーを裏切ることだと千冬。
ところが馬地は、そんな千冬をも殴ってしまう。千冬を隣に置いたのは喧嘩の腕を買っただけだという馬地。
「オレは壱番隊 副隊長!
馬地さんを守る為にここにいる!
どーしてもこの先に行くならオレも容赦しねーぞ!」
とは言うものの、千冬はどうしても馬地に手を出せない。
「殺さねーと止まんねーぞオレは」
そういう馬地に飛びかかったのはタケミチだった。
馬地を守るために、一緒に馬地を止めようと千冬に呼びかけるタケミチだったが、「オレは…馬地さんを殴れねー」と千冬。
すると千冬と話している隙をついて、タケミチの頭を馬地が殴りかかった。
意識が飛びそうになるのを、ぐっとこらえるタケミチ。馬地を止めないと馬地が稀咲に殺されてしまうのだ。
しかしそこまで考えて、馬地を殺すのは稀咲じゃなくて一虎だったことを思い出すタケミチ。
慌ててマイキーがいる方を確認するも、そこに一虎の姿はなかった。
一虎は既に馬地の背後に回っていたのだ。
【58話】Dead or Alive
タケミチの目の前で、一虎に刺される馬地。タケミチは、思わず一虎にタックルする。
「カスリ傷だ
助かったぜタケミチ」
礼を言う馬地に、「生きててくれてよかった」とタケミチは返す。
一虎が馬地を殺すのを止めたので、もうマイキーが一虎を殺す理由はない。あとタケミチがやることは、東卍のトップになる為に、稀咲を潰すことだ。
「一緒に戦わせてください!」というタケミチと千冬だったが、「邪魔すんな」と言って二人を殴る馬地。
そして「マイキーを頼む」と言って、馬地は一人稀咲の元へと向かった。
稀咲の所属する参番隊50人VS馬地。髪の毛をくくり、馬地は気合を入れる。
「いくら馬地君でも50 VS 1は…」と言うタケミチの不安をよそに、馬地は一瞬で4人も倒していく。
半間との通話で、一虎が失敗したことを知る稀咲。そして馬地を侮らないよう、参番隊の副隊長に命令するが、馬地は一瞬で稀咲の元に駆け上がる。
「稀咲ぃ チェックメイトだ」
しかし次の瞬間、馬地は血を噴いてその場に膝をついてしまった。
【59話】Get mad
稀咲まであと一歩のところで、倒れてしまう馬地。
カスリ傷だと言っていたが、実際は一虎に刺されて重傷だったのだ。
これで馬地が死んでしまったら、未来のドラケンが言っていた通りの展開になってしまう。
「そうか!馬地を芭流覇羅に引き抜いたのはこうやって寝首をかくためか!」白々しいことを言う稀咲。
稀咲はマイキーを煽っているのだ。
「殺したかった…
ずっと…一虎が年少から出てきたら真っ先にオレが殺そうと思ってた
そんな俺を諭し続けてくれたのが馬地だった」
「馬地が言ってた
”一虎はマイキーを喜ばせたかった”
”だからあいつは受け入れられない”
”たとえマイキーの兄貴を殺しちまっても”
”自分を肯定する為にマイキーを敵にするしかなかった…”
ってよー」
キレているはずなのに、顔に感情がないマイキー。
「ケンチン
喧嘩はもう終わりだ」
そう言って、マイキーは半間とドラケンの間に立った。
「ナメてんのかマイキー? そんなのテメーの決める事じゃねーだろーが!」
半間はマイキーの前に立ちふさがったが、そんな半間を蹴りひとつで鎮めるマイキー。
半間が一撃でのされたことで、芭流覇羅のみんなは散り散りになって逃げだした。
「人は誰しもが裏切る…
終わらせようぜマイキー
テメェが死ぬかオレが死ぬかだ」
マイキーに話しかける一虎。
「大事なモン壊すしか能がねぇなら
オレがここで…
壊してやる」
一虎の顔面に一発くらわせ、マイキーは一虎を見下ろしたのだった…。
【60話】One and onle
マイキーのただならぬ様子を肌で感じ取っているドラケンと三ツ谷。
「マイキーが一虎を……
殺しちまう!」
マイキーが一虎をタコ殴りにするのを見つめなら、三ツ矢は呟く。
もう誰にもマイキーを止めることが出来ないのだ。
自分の無力さに震えるタケミチ。
一虎は、「やはり馬地は裏切り者だ」という半間からの電話がきっかけになって馬地を刺した。
そして一虎は、マイキーの兄である真一郎を刺してしまった時のことを思い返していた。
突然のことに混乱し、「マイキーを殺さないと…」と言う一虎に、寄り添ってくれた馬地。
「この先どんな地獄が待っててもオレは最後まで一緒だから!」
なんだかんだいつも一緒にいてくれた馬地。
『俺は一番大事なモンを壊しちまったんだな ごめんな馬地
オレもすぐにそこに逝くよ』
マイキーに殴られながら、一虎はそっと目を閉じた。
と、その時、馬地がよろよろと立ち上がった。
「マイキー! オレの為に…怒ってくれて…ありがとな」
血を吐き、ふらふらになりながら歩く馬地。
「オレは死なねーよ
こんな傷じゃあオレは死なねー!」
致命傷なのは誰の目から見ても明らかだが、最期の力を振り絞っているのが、一虎の側に立つ馬地。
「気にすんなよ 一虎
オレは…一虎には殺られねぇ」
そう言って馬地は、自らのお腹に刃物を突き刺した____。
東京卍リベンジャーズ【7巻】の感想
馬地~~~~~~~~~~~~~!!!!!
優しい子ですね、馬地は…。一虎が負い目を感じないように、自ら命を縮めるなんて。
一虎が真一郎を殺してしまった時の馬地の「この先どんな地獄が待っててもオレは最後まで一緒だから!」このセリフもぐっときました。
一虎はどうして破滅に向かってしまったんだ。でも、一虎の断片的な過去から推測するに、DVの父親と、父と母どちらかを選ばせた母の態度が原因なんでしょうね…。
そしてマイキーが、この後どう転んでもトラウマを負ってしまいそうで心配です。
馬地と一虎の命はどうなってしまうのか。8巻も気になりすぎます。
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