2021年春にアニメ化された東京卍リベンジャーズ【第6巻】を読んだので、あらすじ・ネタバレ・感想をまとめています。
不良だった主人公が中学時代へタイムリープ!
かつての恋人の命を守るために暴走族で成り上がっていく…
※以下ネタバレを含むので、先に無料で読みたいという方は下記から無料で読む方法をご覧ください。
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Contents
東京卍リベンジャーズ【6巻】のあらすじ
マイキーと一虎の確執の原因が発覚する6巻。なんと一虎は、事故ではあるが、マイキーの実の兄である真一郎を殴り殺してしまっていたのだ。
そして芭流覇羅と東卍の抗争の際に、一虎を馬地が殺し、それを受けてマイキーが一虎を殺してしまったことが判明する。マイキーが過ちを犯すのを防ぐために、再び過去へタイムリープするタケミチだった。
東卍の壱番隊の副隊長、松野千冬が初登場するのはこの巻です◎
この先ネタバレを含みます。アニメ派の方や未読の方はお気を付けください。
東京卍リベンジャーズ【6巻】のネタバレ
【43話】In those days
特攻服を着て、バイクでツーリングしている東卍創設メンバーの6人。
しかし一人原チャに乗っているマイキーは遅れていた。
いい加減バイクに乗り換えたらどうかとマイキーに提案するドラケンだったが、マイキーはバブ(CB250T)にしか乗りたくないという。
譲ってくれる先輩もいないしで、原チャに乗り続けているようだ。
するとそこに、他の暴走族が絡んできた。原チャをぶっ壊そうとする暴走族だったが、
「オレの”愛車”に指一本でも触れたら
殺すよ?」
とマイキーに凄まれ、すごすごと退散する。
やっちまうか?と言う馬地と一虎だったが、他の皆は乗り気ではない模様。みんなヌルいなあと感じる一虎たち。
再びツーリングを開始する東卍一行だったが、マイキーの原チャがガス欠になってしまう。
じゃんけんに負けた馬地が、原チャを押しながらガソリンスタンドに行く羽目になった。
歩いていると、先ほど絡んできた暴走族に再び出会ってしまい、ボコられる馬地。
続いてマイキーの原チャをぶっ壊そうとするが、馬地は総長であるマイキーの原チャを体を張って守る。
「てめぇら
マイキーの愛車に手ぇ出したら殺すゾ!!」
と、そこへ先に行ったはずのマイキーが戻ってきて、自ら自分の愛車を蹴っ飛ばした。
そして絡んできた暴走族にも自慢の蹴りを入れ、
「馬地 ケガ…平気か?
あんなモンの為に体張らして
ごめんな!」
馬地の身を案じて声をかけ、二人で暴走族を蹴散らしたのだった。
時は少し進んで2003年8月13日。
一虎に連れられ、どこかへ向かっている馬地。
マイキーの誕生日が近づいているため、バイク屋からバブ(CB250T)を盗もうと持ち掛ける一虎だった。
【44話】Screw up
盗んだバイクを貰ってもマイキーは喜ばないと、一虎に反論する馬地だったが「言わなきゃいーんだよ」と一蹴する一虎。
マイキーの喜ぶ顔が見たいだろと、一虎は強引に馬地を連れてバイク屋に乗りこむ。乗り気じゃない馬地だったが、
「なんだかんだ言ってさ
いつも付き合ってくれるよな」
と言って笑う一虎だった。
お店の裏口の窓を割り、バイク屋の中に侵入した一虎と馬地。しかしなぜか警報が鳴らない。
「本当にいいのか?
この先はもう引き返せねぇぞ」
再度一虎に確認する馬地だったが、一虎は気にしていないようだ。
店の奥にて、マイキーが乗りたがっているバブを発見した二人。
実際に目にしたバブはかっこよく、「マイキーが乗ったらメッチャかっけぇだろうな…」と馬地は思わず目を輝かせた。
バイクを繋げているワイヤーを切ることに成功し、一虎はシャッターを開けてくると言ってその場を離れた。
一人バイクを押して外へと運び出す馬地だったが、お店の人と遭遇してしまう。
しかしそれはマイキーの兄である、真一郎(しんいちろう)だった。一虎と馬地がバイクを盗み出そうとしたお店は、マイキーの兄の店だったのだ。
馬地が困惑していると、一虎が後ろから真一郎に殴りかかる。マイキーの兄であることに気づいていなかったのだ…。
【45話】Take out on
馬地と一虎が盗み出そうとしたバイクは、マイキーの兄である真一郎のバブ(CB250T)だった。
馬地の制止が間に合わず、後ろから一虎に殴られ、息をしていない真一郎。
「マイキーの兄貴をオレが…
オレが殺すワケがねぇ…」
動転してしまっている一虎。救急車を呼んで逃げなくてはと言う馬地だったが、遠くから警察がやってくる音が聞こえた。
「全部マイキーのせいだ
だから
マイキーを殺さないと」
事実を受け入れがたいのか、混乱している一虎。結局二人は身動きが取れず、そのまま警察に拘束された。
連行中、騒ぎを聞きつけたのか現れたマイキー。馬地は涙を流しながら一言「ごめんっ」とマイキーに告げた。
この日、一虎と馬地、そしてマイキーは決別したという___。
一虎が庇ったお蔭で、馬地は年少に入らずに済んだようだ。
勢いで東卍を脱退したわけではなく、馬地は元々一虎側の人だったのではと考えるタケミチ。
そしてタケミチは、1週間後の10月31日に、芭流覇羅VS東卍の決戦を行うことをマイキーに伝えるよう、頼まれたのだった。
あと7日間で馬地を東卍に連れ戻すなんて絶対無理だと考えるタケミチ。
翌朝、絶望しながら学校に向かっていると、タケミチはめちゃくちゃ怪我している中学生に話しかけられた。
彼は東京卍會、壱番隊の副隊長、松野千冬だという。先日、芭流覇羅にて馬地からボコボコに殴られていた男だ。
馬地が芭流覇羅に入ったのは、東卍を潰すためではなく、稀咲の尻尾を掴むためだという千冬だった。
【46話】Made up my mind
マイキーの兄である、真一郎のお墓参りを行うマイキー、ドラケン、タケミチ、千冬の4人。
マイキーやドラケン達も、馬地や一虎が好きで真一郎を殺したかったわけではないことは分かっているという。しかし心がついてこないようだ。
馬地と一虎が盗もうとしたバブ(CB250T)は、真一郎が乗っていたバブであり、マイキーの誕生日にプレゼントしようとしてくれていたものだという。
つまりマイキーの今の愛車は、兄である真一郎の形見なのだ。
あれから2年経ち、馬地のことは許したとマイキー。
「兄貴を殺した一虎だけは一生許せねぇ
馬地が一虎側に行くのもな!」
馬地を連れてくるように頼んだのに、未だ連れ戻せていないタケミチに、何がしたいのかとマイキーは尋ねる。
そう尋ねられ、千冬と出会った日のことを回想するタケミチ。
稀咲のことを探っているとは、馬地本人の口から聞いたわけではないという。
しかしずっとそばで馬地のことを見ていたという千冬には、馬地の考えが分かるようだ。
千冬のやりたいことは、馬地の力になること。タケミチは何がしたいのか。それは千冬からも聞かれたことだった。
「東卍のトップになりたいです!
いつかマイキー君にそれを認めさせてみせる!
それがオレのしたい事です!」
バカだなと言いながらも、どこか嬉しそうなドラケンとマイキー。
千冬は、タケミチが東卍のトップになる協力をするから、タケミチも自分に協力するように言った。相棒の誕生だ。
まずは芭流覇羅(バルハラ)と稀咲の繋がりを調べるために、2人は元愛美愛主(メビウス)総長である、長内を尋ねることにした。
【47話】Level with
長内(おさない)が稀咲に抱いた最初の印象は”地味なガキ”だったという。
気に入らない奴がいれば全員殴ってきたという長内は、気が付ければ周りには誰もいなかったと話す。そんな時に近づいてきたのが稀咲のようだ。
稀咲と組むと、たった1年で、ただの喧嘩バカから新宿を仕切る総長にのし上がったと長内。長内が愛美愛主のトップになれたのは稀咲のおかげのようだ。
かと言って稀咲の腹心が長内だったというわけではなく、長内自身は稀咲の単なる踏み台だったという。
ドラケンが刺された8・3抗争。この抗争自体、稀咲が仕組んだものだと続ける長内。
パーちんを追い詰めて東卍との喧嘩の理由を作り、責任は全て長内になすりつけ、長内が刺された後は”パーちんを無罪に出来る”という餌でマイキーに近づいたのだ。
稀咲の8・3抗争での真の目的は、抗争に乗じてドラケンを殺し、空いたNO.2の座に座ることだったという。
そして稀咲の次のコマは半間だと言葉を続ける長内。
千冬は、そこまで分かっていて、何故稀咲をやらないのかと長内に問いかけた。
ただ喧嘩が強いだけの奴や、少し悪知恵が働くぐらいの奴らならヤるけどもと長内。
「でも稀咲はもっと…
なんて言うかヤベぇんだよ
自分の手ぇ汚さずに人を殺す計画立てるような奴だぞ?
手ェ出したら何されるか…」
とにかく稀咲とはもう関わりたくないという長内だった。
千冬は、長内の話を聞いて、芭流覇羅のトップが稀咲だということが分かったという。トップ不在の謎多きチーム芭流覇羅。
今、稀咲は東卍にいるため玉座は空席なんだと言葉を続けた。
一体、稀咲は何がしたいのか。分からないことが多すぎるため、タケミチは再び現代に戻り、ドラケンに話を聞きに行くことにした。
2005年当時、総長不明の暴走族”芭流覇羅”。そのトップは稀咲だったのかとドラケンに尋ねるタケミチだったが、あっさりと否定されてしまう。
「”首のない天使”の首はマイキーだ」
ドラケン曰く、芭流覇羅はマイキーの為に作られたチームのようだ。
【48話】No way
12年前の”血のハロウィン”の日に、東卍は芭流覇羅に乗っ取られ、芭流覇羅を主体とした新生・東京卍會が出来た。それが今の東卍だとドラケン。
”血のハロウィン”の日と言うのは、つまり東卍VS芭流覇羅の決戦の日だ。
”無敵のマイキー”がいるのに負けるわけないじゃないかというタケミチに、マイキーがいたから負けたんだとドラケン。
その日マイキーは、一虎を殺したという。
稀咲が身代わりを用意したおかげで捕まらなかったマイキーだが、マイキーは堕ち、東卍は芭流覇羅に乗っ取られた。
そして総長はマイキーとしながらも、”総長代理”を稀咲とし、巨大組織に膨れ上がったという。
マイキー君が人を殺すワケないっ!と言うタケミチに、マイキーと同じ立場になっても一虎を殺さない自信があるか?と尋ねるドラケン。
「あの日一虎は…
馬地を殺したんだぞ!」
留置所からの帰り道。
マイキーが人を殺すわけがない…そう信じているのに、ドラケンと話しているとなぜかその時の光景が浮かんでくると、ナオトに話すタケミチ。
「オレ
マイキー君を助けないと!」
覚えていないはずの記憶が、全部本当なのかは分からない。しかし、マイキーを助けたいと涙を流すタケミチだった。
【49話】Grow apart
マイキーが一虎を殺したのは、マイキーの親友である馬地を一虎が殺してしまったから。
つまり馬地を助ければマイキーは過ちを犯さないし、稀咲の思惑も阻止できるはずである。『馬地圭介を守る』それが今回のミッションだ。
タケミチは再び、2005年の過去へと向かった。
タイムリープした先は、タケミチがヒナタを家まで送ったところだった。
帰りしなに、タケミチが送った四葉のクローバーのネックレスと、同じものをタケミチにあげるヒナタ。
「おそろいがいいじゃん?」
思わず泣いて喜んでしまうタケミチ。
一方、一虎はドラケンから呼び出されていた。
一虎に勝っても負けても笑えないので、抗争を止めようと一虎にもちかけるドラケン。
そして何故一虎がマイキーを憎むのかが分からないと言葉を続ける。マイキーは一虎に有利な証言をしたようだ。
そのおかげで早く出てこれたのに…というドラケンを、一虎は制止すする。
「2年間…オレの大事な2年間
ずっと塀の中だよ
オレはもうあの頃のオレじゃねぇ」
しかしドラケンは「それでもオレはオマエの仲間だ!」と返した。
「そういうトコが気に入らねぇんだよドラケン」一虎は、決戦で東卍は潰すと言い残して去って行った。
決戦を前に、「もう戻れねぇのかな…? 兄貴ならどうすんだろ…?」とマイキー。そんなマイキーにドラケンは「バブと語って来いよ」と諭した。
愛車にまたがり、夜道を駆けるマイキー。一方、馬地は真一郎のお墓参りを行っていた。
【50話】Before dawn
決戦前日、馬地を呼び出し、「東卍の為にスパイやってんスよね?」と尋ねる千冬。
抗争が始まってしまったら、本当に東卍の敵になってしまうと言う千冬だったが「オレは芭流覇羅だ 明日東卍を潰す!」と馬地。
千冬に断り、馬地と二人で話すタケミチ。どうか明日を乗り切り、死なないでくれと懇願する。
「マイキー君が悲しむから!」
しかし馬地は、
「アイツは敵だ
明日オレが殺す
アイツにそう伝えろ」
そう、冷たく言い放った。
馬地の言葉をマイキーに伝え、馬地を連れ戻せなかったことを謝るタケミチ。
タケミチは悪くない事、馬地が退かないなら仕方がないとマイキー。
「もう腹くくったよ」
決戦前夜、神社にて東卍メンバーは決起集会を行っていた。
裏切り者は容赦しない、それが東卍のやり方だ。しかし「オレ ガキになっていーか?」とマイキー。
「オレはダチ(馬地)とは戦えねぇ
それがオレの出した答えだ!
みんな力を貸してくれ!
明日オレらは芭流覇羅ぶっ潰して馬地を東卍に連れ戻す!
それが東卍の決戦だ!」
そして一つになった東卍。マイキーの声明に歓声を上げる東卍メンバーを見て「これだ…オレが欲しかったのは…」稀咲は独り言をつぶやいた。
【51話】Open fire
10月31日。”血のハロウィン”と呼ばれる決戦当日。
東卍と芭流覇羅(バルハラ)の抗争の場所には、多くのギャラリーが集まっていた。
レフェリー役を務めるのは、ICBM(池袋クリミナルブラックメンバーズ)の阪泉(はんせん)だ。
腕に自身のある奴5対5のタイマンか、全員での乱戦。どっちにするか尋ねる阪泉。
芭流覇羅が売ってきた喧嘩なので、喧嘩の仕方は芭流覇羅が決めればいいとドラケン。そして東卍が勝った暁には、馬地を返すように主張する。
自分で芭流覇羅に来た馬地を、返すも何もないだろうと言う一虎だったが、「馬地を返してもらう! それだけだ!」とドラケンは譲らない。
そして一虎は、いきなりレフェリーである阪泉を殴り倒してしまう。
「ヌリぃ~~~なぁ…
仕切り? 条件?
テメーらママごとしに来たのか?
芭流覇羅は東卍を嬲り殺しに来たんだよ!」
一虎の行動を気に、とうとう抗争が始まった。
東京卍リベンジャーズ【6巻】の感想
まさかマイキーの兄が亡くなった理由が、一虎たちによるものだったとは…。
故意ではないものの、マイキーはやりきれないですよね。
一虎は元々好戦的な性質のようですし、どちらにせよ、いずれ東卍から離れてしまっていたようにも思えるけどなあ。
しかも血のハロウィンの時に、一虎が馬地を殺してしまうなんて、一体何があったのでしょうか。一虎はかなり馬地を好いているように見えるのですが…。
現状、馬地の取り合いにもなっている東卍と芭流覇羅(バルハラ)。
どう決着が着くのか、気になりすぎます!
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